2013年9月29日に開催された「 第3回まえばし赤城山ヒルクライム大会」当日のレポートです。
レース情報
大会 :第3回まえばし赤城山ヒルクライム大会
距離 :20.5 km
標高差 :1,313 m
勾配 :平均6.4%
クラス :ロードレーサー男子B(30歳~39歳)
コースプロファイル
公式結果
タイム :1:08:44
平均時速 :18.1 km/h
クラス別順位:39位/出走720人中
Garmin記録
距離
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20.72 km
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タイム
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1:08:41
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平均スピード
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18.1 km/h
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カロリー
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894 C
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平均気温
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13.7 °C
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最高速
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34.0 km/h
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平均心拍
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163 bpm
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最高心拍
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173 bpm
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高度上昇値
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1,281 m
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高度ロス
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0 m
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MinElevation
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135 m
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MaxElevation
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1,416 m
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平均バイクケイデンス
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80 rpm
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最高バイクケイデンス
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109 rpm
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朝3時半に起床し、サンドイッチなど朝食を食べるもどうもお腹の調子が便秘美味で軽量化に時間がかかりました。5時に出発し、指定の駐車場で軽く20分程ローラー台でアップしますが、昨日ヒルクライムしたせいか、脚は重くてお疲れ気味な状況。とは言え6時10分までに荷物を預けないといけないので、スタート地点へ移動。


荷物を預けて、自転車を所定の場所へ置いてからは長蛇の列に並んで軽量化へ。その後はHさんやAさんと談笑して自分のスタートを待ちます。他にも知り合いの方々にお会いすることが出来ました。
エキスパートが出走して10分後、朝7時10分に男子Bの第一グループがスタートとなりました。最初はパレード走行で大きな通りまで進みます。今回は並んだ列が後ろだったので、先頭グループは遥か彼方。。。そんな彼らを追って1人ペースを上げます。そうこうしている内に、計測スタート地点を通過し更に前を目指しますが、先頭に追いつくのは難しそうだったので、ペースの合う方を探して登る事に。。。
序盤ですが、勾配が4-6%の間ということもあり、大鳥居のある地点ぐらいまではフロントアウターで走ります。ペースの合う方を探すどころか、自分がペースメーカーでかなり引いてしまった模様でした。勾配が緩かった分だけ本当はドラフティングしたかったのですが、まぁしょうがない。
その後、少し勾配がキツくなり山へ入る事でいよいよヒルクライムの開始という感じ。最初は良い感じでペースを守って登っていたのですが、昨日の疲れかいよいよ脚が重たくなってきました。激坂は無いですが、勾配が7-10%の間でずっと登りが続くので、かなり削られた感じ。。。程なくして同じカテゴリの方とかが前に見えるも追いつけないという状況で淡々と登りました。
レース終盤近くに自分を交わして行った方が結構ペースが良かったので、付いて行く事に。。勾配がキツくなる度にインターバルトレーニングのように重い脚を酷使して付いて行きます。
そうこうするうちに前に見えていた方に追いつき、3人がパックになるような形で淡々と登りますが、残り1km近くで一気に誰かが後ろから抜かして行き、ここで3人のパックは崩壊し、抜かして行った方を追う展開へ。距離的にも短いので一気にペースが上がり、ダンシングも混ぜながら進みます。何かツールとかで山岳ゴールの手前で争っている選手のようでした。今回赤城は初めてなので、「このカーブを曲がったらゴールだろう」と思い込んで、一気にスパートをかけると1人独走で抜け出せました。グングンとパワーを使って離しにかかりますが、カーブを曲がったところで、ゴールが遥か先に見ます。。「しくった」この言葉が示す通り、ゴールの場所を見誤ってしまいました。ダッシュした脚に残りの距離を同じペースで走る脚も無く、一気に減速。。ここで後ろから差し抜かれますが、下ハンドルでスプリント勝負と思って少しだけ頑張った瞬間、乳酸限界値を超えて合えなくスローダウンのゴールとなりました。でも終盤の力勝負は楽しかった?。

その後は下山待ちの際にエキスパートに出ていたAさんと話をしましたが、何と1時4分台でゴールとの事。来年は1時間切りが狙える感じでビックリでした。その後はマッタリと休憩、写真等を撮って下山してHさんや知り合い含めて今日のレースについて談笑。屋台で幾つか食べ物を買い、昼食としました。ステージでは太鼓やご当地アイドル?的な催し等もやってましたが、関越道が込む前に帰ろうということで、現地を12時前に出発し、無事に15時には自宅に帰宅出来ました。やはり渋滞が無いとスムーズで良いです。

今回赤城は初めてでしたが、コース的には斜度的には一定のところが多いかな。。。何となくMt.富士にも似ているような。。。後一番違うのが地元の方の応援ですね。普通ヒルクライムはスタート地点とゴール地点にしか観客がいないのですが、赤城の場合はまるで箱根駅伝のように沿道に一般の方が多数おられて、声援を送ってくれます。これが山に入っても結構な頻度でおられるので、走っている側としては最高ですね。
群馬に住む友人Aさん曰く、結構群馬のローディー達は車を尊重するそうです。なので、車と自転車双方が譲り合いの精神で地域社会が成り立っているようで、非常に自転車乗りに対して優しい県なのだそうな。。。自分たちのいる東京や神奈川では交通量が多いこともありますが、自転車は危険視されがちですが、双方がマナーを守れば共存はできる良い例かも知れません。また、その結果が多数の応援に繋がっているのかな?なんて思いました。


最後に、パワーメーターを持っていないので、今回のタイム等をヒルクライム計算サイトで算出したところ、平均が280Wでパワーウェイトレシオが4.1w/kgという過去最高のパフォーマンスでした。前日のヒルクライムがなければ、もっと良かったかも?それともヒルクライムのおかげで筋肉に刺激が入った?
何にしても、来年も是非出たい大会ですね。
自転車車載動画
スタートからゴールまでのフル動画です。
自転車車載ハイライト動画
お疲れ様でした。いつもながら、素晴らしい成績ですね。
沿道の声援は力になるでしょう。
ゴールスプリントのタイミングを誤ったのは惜しかったですが、それでも力勝負が楽しめたいえるところはさすがです。
こういうレポートを読むと、コースの熟知が大事なんだとわかります。
Snufkinさんの動画には余計な映り込みが全くないですね。仰るようにカメラのセッティングがベストポジションなのでしょう。
フル動画も愉しいですが、編集したハイライト動画も楽しみにさせていただきます。
いい大会だった様ですね。その部分だけ拝読すると来年出たいな?って思いますが、やはり坂ですもんね?(苦笑)。
ダッシュウエアの動画いいですね。自分は古いノートPCなので時間がすごくかかるのが玉に瑕です。
今週はいわきでクリテ行ってきます。Snufkinさんは出られますか?
>shimaさん
今回の結果は自分なりにはベストだったのではと思っていますが、沿道の声援は本当に力になりますよね。「頑張れ」という言葉、ただ見てくれているだけでも頑張ろうという気分にさせてくれます。コースを知っているのと知っていないのでは、勝負所での駆け引きに差が出てしまうので、ほんの少しのことですが今回は失敗しましたね。動画を見ると失速してしまってるのが良く分かります(悲)
カメラに関しては、マウントにもよりますよね。dorokeさんが富士の時に写真を撮られていたので、是非ご覧頂けると良いかと思います。ハイライト動画は少し時間がかかりますが、また後日アップしますね?。
>シクロさん
赤城ヒルクライムは沿道の声援が本当に力になりますよ。まぁ坂は坂ですけどね(笑)
自分もDashwareは重いので結構手こずってます。Macを利用しているので、WIndows専用のDashwareは仮想環境で動かしているのですが、やはり遅い。。。。
「いわき」は今回は出ませんよ?。次は10/20のJCRCとその翌週に福島である「第2回福島県ふるどの自転車ロードレース」に出場予定です。ふるどのの方は参加費2000円というマイナーな大会っぽいですが、公道を走れるので申し込んでしまいました。(ちなみにまだ受付中ですよ)
でもその日は埼玉でツールドフランスの選手が来日するクリテがあるんですよね?。少し失敗したような・・
いつものことながら、編集のセンスが素晴らしいです。カットのつなぎ方もいろいろと手を加えてあるので楽しめます。いい場面だけをつなげて編集してあると集中して見るので、迫力もさらに増しますね。バックの音楽もスピード感があっていいです。
どうしたの!というような落車の場面もありますね。w
>shimaさん
いえいえ、利用しているソフトウェアに入っているものを使ってるだけなので、単純な作業です。。本当はもっと編集したいのですが、何しろソフトが高いので手が出ません(笑)
落車は前の方の前輪とハスったようですが、目の前で起きたので「あっ」と叫んでしまいました?。
第4回赤城山ヒルクライム大会2014は9月28日開催で募集人数は3300人だそうです。
姫百合駐車場から上の道路はすでに雪がありますが、上から下ってくるヒルクライマーを先日、駐車場にいて見掛けました。真冬でも山に登らないと気が済まないライダーが増えているようです。
大会の1ヶ月くらい前から毎週末に旧料金所付近に給水所を設置するようです(主目的は下山するクライマーのスピードの監視です)。
80km/hを超えて下山する人も時々見掛けます。
>前橋庶民様
ブログへの書き込み有り難うございます。雪があるのに山に登られている方も多いのですね。安全には十分に気を付けて欲しいところです。赤城山ヒルクライムは初回から大分人気のある大会ですが、募集人数との兼ね合いも出ますので、今後は出場権を巡って激化する可能性もありますね。
しかしながら、時速80km/hで下山だとスピードが出過ぎですね。安全と周囲に迷惑のかからないようなマナーある走りを期待したいところです。