UCI Gran Fondo World Series

2016 Boardman Niseko Classic – UCI Gran Fondo World Series

昨年度も参加した、ニセコクラシックに本年度も参加してきたのでレポートを残しておきたいと思う。

大会名称/リザルト

大会名: 2016 ボードマン・ニセコクラシックレース
レースカテゴリ: グランフォンド
距離: 140km
クラス: 40~44(年齢別)
コース: Course Map

2016_Niseko_Classic_course_profile

順位: 34位(総合)、6位(年齢別)
Time: 4:09:48.39
Top差: +0:13:27.49
平均速度: 33.5km/h
 走行データ: Pioneer Cyclo Sphere

レースレポート

本年度より、UCIグラン・フォンド・ワールドシリーズ(UGFWS)と改名されたホビーレーサーの国際大会がある。こちらの大会は各国で行われる予選と予選で上位25%に入った選手だけが参加できるワールドチャンピオンシップで構成されている。

今年9月にはオーストラリアのパースで2016 UCIグラン・フォンド・ワールドチャンピオンシップが開催されることが決定しており、アジアはもちろん、日本でも初めて本大会への予選としてニセコクラシックが認定されることとなった。ホビーレーサーであったとしても、世界戦への出場権を得られるとあり、自分にとっては本年度最大の目標レースとしていた。予選大会では競技者が8つの年齢別カテゴリーに分けられ、自分は40-44の区分での出走である。

グローバルな雰囲気

7月9日土曜の朝、羽田空港から本年度最大の目標としていたボードマン・ニセコクラシックレースへ参加するために北海道はニセコへ旅立つ。

羽田空港のカードラウンジでは、朝軽食を撮ることができるのが良い。

本大会は昨年度も走っているが、残り40km地点からハンガーノックと脱水で全く脚に力が入らなくなり、先頭集団から遅れて結果は残念なものであった。だからこそ、今年は本レースに照準を合わせてある程度体重を落とし、長距離且つ獲得標高が2,000mを超える練習を行い、前週のJBCF西日本ロードレースで自分のコンディションを確かめ、万全の準備で臨んだ。

新千歳空港からレンタカーでニセコへ向かう。宿は昨年度と同様で木ニセコへチェックイン。こちらのホテルは部屋も綺麗だし、朝食も美味しい。何より会場に凄く近いのでとてもオススメのホテルである。値段はそこそこだが、十分にその対価を得れるのではないだろうか。

羊蹄山を見ながらライダーズミーティング

その後は近くの会場で受付とライダーズミーティング。2016 UCIグラン・フォンド・ワールドチャンピオンシップの予選大会として位置付けられたことから、国内外から多数の強豪選手が参加することは予想していた。会場には海外選手の姿もあり、ミーティングも日本語、英語の両方で実施された。いつもの日本のレースではなく、そこには明らかにグローバルな雰囲気が伴っていた。

世界大会になったからであろうか? 会場では様々なイベントが催され、翌日に控えたレースを盛り上げる。残念だったのは、天気が微妙だったこともあり、思ったよりも日中イベント会場に足を運んでいる人達が少なかったかな。。。自分は夕方あたりにフラフラとイベント会場に足を運んだが、夜ホテルのお風呂に入っている際に会場では花火が上がって結構綺麗だった模様。前日は各地から有志で集まった整体師の方から無料のマッサージで体もほぐしてもらい、リラックスした状態で床につくことができた。

朝食は炭水化物中心

朝3時半起床、4時半からホテル内にある「ダイニング杏」で炭水化物をメインとした朝食をたっぷりと摂る。ビュッフェ形式でシリアル、パン、ケーキ、フルーツなどを自分の好みに応じて好きに摂れるのが良いし、クオリティーも高いと思う。

朝食後、準備をしてスタート地点へ向かう。天候は小雨が今にも降りそうな中、開会式が始まる。ここでは同じ年代の知り合い、関東で一緒に練習しているメンバーが多数いた。気心知れている方がいるというのは非常に心強い。各年齢別に整列するが、結果的には年齢別にスタート時間を変更する訳ではなく、全員が同じ時間でのマスドスタートになることが分かった。

当初の予定から少し時間が繰り上がり、スタートは6時50分。ただし関門の制限はそのままだったので、より多くの選手が完走できるだろう。

世界への扉

時間通りにスタート。我らが40代は並んだ位置がそもそも後ろなので、可能な限り前に上がる。最初の2kmはパレード走行区間なので集団は横幅いっぱいに密集。この間に先頭付近まで上がり、良い位置でリアスルタートを切ることが出来た。

一気に速度が上がる。前目に位置していたのが功を奏し、特に負担もなく対応が出来た。勝負所になるであろう30km程先のニセコパノラマラインまでは、集団の前方で走り、且つ可能な限り省エネで後半に備えることが最初の目標だ。アップダウンの多いこのコース、坂では意図的にインナーギアを多用して出力を極力抑えながら走る。

レース自体は大きな動きもなくアップダウンの多いコースを集団で進む。ただし参加者自体のレベルは総じて上がっているので、ペース自体は昨年度よりも速く感じた。天候は曇りから霧雨になり、山間部ではサングラスが曇って見えなくなったので、そこからは外して走る羽目に。

途中の高速ダウンヒル区間も慎重に走り、今年も先頭集団で動きの出るニセコパノラマラインに到達。ここから本当の勝負が始まるところだ。早速の登り、足は溜めていたので大丈夫だと言い聞かせて登り始めるが、徐々に遅れていつの間にか集団の後方。そこでも位置をキープできず、結局は集団から千切れてしまった。

ロードレースの魅力は距離が長いこともあり、登りでお遅れても下りや平地でメンバー次第では追いつけるという点。そういう意味でも集団から千切れたからと諦める必要はないので、後ろから追いついてきた小集団に乗って走り、先頭とのタイム差を最小限に留めるべく努力した。KOMを超えた地点で先頭集団とのタイム差は2分半。昨年は先頭集団でパノラマラインを超えたが、そのタイムよりも今回のタイムの方が早かった。それだけ周りのスピードが早いということだろう。幸いにして集団は10名程度いるので、「何とかなるかも」と先頭集団へ追いつくことを信じてダウンヒルに入る。

ダウンヒルは1人の選手がダントツに速く、彼の1本牽きでほぼ終えた感じ。その後は蘭越町へ向かう県道229号線へ入るが、パノラマラインを登っている際は霧雨だったものが、この地点では豪雨に。雨粒が体に当たるだけで痛みを感じるほど強烈なものだった。ここからは30km程平坦基調なのでローテがとても大事で積極的に前も牽く。途中の補給所では雨でほとんど手をつけていなかったボトルを捨て、ニセコオリジナルボトルをちゃっかりゲット。その後、先頭集団から落ちてきた選手を吸収しながら20名程度の集団で暫く走ることとなった。

蘭越町の折り返しを過ぎ、レースも中盤半ばへ突入。ローテは20名全員で回すというよりは、結果的には6-10名ぐらいの選手で回して前を追っている。先頭から1分と聞いていたものの、前には全く選手の姿も見えず、1分以上のタイム差があることは明白だったが、単独で追いつけるわけもなく集団で脚を休ませつつ前を追う。

レース距離は100kmを超え、いよいよ後半戦となる山岳アップダウン地帯へ突入。最初は5kmで勾配も5%ぐらいの坂へ。昨年度はここで先頭集団から千切れたところだ。今年は雨のせいか、脚は比較的残っており、若干の飛び出しがあるものの、無難にペース走でしっかりと離れずに走ることが出来た。後ろは若干離れるも、その後の平坦区間で追いつかれ次の坂へと突入。

140kmの表彰式

緩い勾配の坂がまた5kmほど続く。意図せずに集団先頭に出たタイミング、自分のペースで走ると集団が離れたので、そのまま踏んで単独に持ち込むことに成功。このままゴールまで行ければ良かったのだが、最終的には坂の頂上付近で捕まった。ただ、今までの集団は崩壊しており、人数を絞ることには成功したっぽい。

その後も短い距離ながらもアップダウンが続く。ここで残ったメンバーは自分も合わせて数名。崩壊した後続集団から追いついてくる選手はおらず、ある程度集団からのエスケープは成功している模様。その後は後半のアップダウンで先頭集団から千切れた選手もちらほらと出てきて、彼らをパスしながら走ることに。千切れてきた選手に「前にどれぐらいいます?」と聞いてみると、「30名ぐらい」とまだまだ結構な選手が前にいることが分かった。

残り10kmを切り、いよいよ自分の脚もお疲れ気味で思うようには動かなくなってきた。それでも他の選手よりは脚が残っていたようなので、登りでは積極的に牽く。残り2kmを切り、自分の後ろに結構な人数がついている。先頭交代を促しても誰も代わってくれないので、そのまま行くことに。脚は思うように動かず、最後は後ろからまくられることを前提に残り500mの坂を必死で走る。結果的には一緒に走っていた1人の選手にゴール前で負けたものの、他の選手はついてこれなかったようで、そのままゴールすることができた。先頭交代も本当は脚がなくてやりたくてもできなかったというのが正しいのかも知れない。。

20160711146

上位25%以内に入ったCertification

ゴール後、どの程度の順位でゴールしたのかも分からず、宿泊していた木ニセコに行ってお風呂に入り、汚れまくったジャージを洗ってさっさと帰り支度だけ済ませる。その後、表彰式に参加。ここでは練習会でも一緒に走ったCOW GUNMAの選手が総合で2位ということで沢山写真を撮りまくる。

自分のリザルトは随分と待たされた後に発表になり、何とか年齢別で上位25%に入ることができ、目標であった世界戦への資格を得ることができた。反省点は多々あるものの、一番の目標である世界戦への切符をGETするミッションが完遂できたことがまずは嬉しかった。この後世界大会へ向けて準備も必要だが、まずはこの余韻に浸りたい。

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