Trip Ride

秋葉街道縦断ライド

出張もあって大分と遅くなったが、6月17日に国道152号線(通称秋葉街道)を静岡県の浜松市から長野県茅野市まで縦断するライドに行ってきたのでレポート。

今回のコース

今回の走行ログはこちらから

2度目の秋葉街道縦断

秋葉街道を縦断するライドを結構するのは実は2回目である。前は2015年に同じコースで秋に走ったが、朝から雨に打たれて相当寒い思いをしたのを記憶している。今回は7月のニセコクラシックに向けた長距離&獲得標高の多いコースとして練習がてら走ることに。仕事の都合で少し遅く出発となったが、金曜日中に浜松市に到着、ホテルに宿泊して朝4時過ぎに出発した。

浜松駅到着は深夜

出足は天気も良く好調。ただし向かい風基調でずっと風を受けながら走っていく。浜松市から北上して約25kmで天竜川とご対面、丁度夜も明けて風情のある天龍二俣駅をそこからは川沿いを北上してひたすらと45km程先の水窪へ向かう。

風情のある天竜二俣駅

天竜川沿いは細かなアップダウンのある川沿いの道でとても走りやすい。ロードバイクに乗った人も2人程すれ違った。しばらくすると川幅が広がり、秋葉湖になる。そのまま先に進むと川幅が狭まり、また天竜川に戻る。勾配は緩いがやはり背負った荷物が重いのか、登りではギアがいつもより1-2枚ほど軽くしないといけない感じ。この日は速く走るのではなく、垂れずに最後まで走ることなのでペースはそこまで上げずにようやくと水窪までやってきた。

水窪へ続く道

遠山郷から下栗の里へ

水窪は小さい集落があるものの、特に立ち寄ることもなくそのまま通過。ここからいよいよ山岳地帯へと突入し、一番最初の峠は兵越峠である。水窪からは約13kmで平均勾配は6%程。ただし、少しアップダウンが入るので、実際には数字以上に勾配が10%を超える激坂が多い。背中の荷物が重く、インナーでクルクルと回して登るもやはり12%程度の勾配になってくるとインナーロー(38-25T)でもそこそこ踏まないと進まない。道沿いからは水窪を見下ろせる場所もあり、写真も取りながら兵越峠へ。高度は1,165mと浜松市からほぼ1,160m程登ってきた感じ。水窪からだと300-400mぐらいの間だろうか。思いの外、時間がかかったが、何とか国取り公園のある峠を超えて、爽快なダウンルをこなして遠山郷へ。

表越峠へ向かう中、水窪を見下ろす

道の駅遠山郷で休憩。ここは「かぐらの湯」と呼ばれる温泉も併設されているが、朝早くて空いていなかった。足湯なども楽しめるのだが、今回は事前にコンビニで購入していた補給食をしっかりと頂き、水分も併せて補給後に日本のチロルと有名な「下栗の里」へ向かう。

道の駅遠山郷

走り出すと脚が既に重い。特に登りになると疲労を顕著に感じる。距離にすると半分近くまで来てはいるが、ここからが本番だ。下栗の里へは九十九折の急勾配な細道を登らなければならない。152号線から一旦横道にそれ、しらびそ高原へと向かう道へ入る。最初はそれほど勾配はキツイ道では無いが、集落が近くなるにつれ、10%を超える勾配坂道が多く待ち構える。遠くには未だに積雪の残る南アルプスが見える。

下栗の里付近

そんな中、ようやくと集落に入り、さらに勾配が増す坂道をダンシングを織り交ぜながら登って通過、その先にある高原ロッジ下栗へ。ここでは水分補給だけ行い、恒例のごとく下栗の里が見下ろせる、「天空の里ビューポイント」へと向かう。自転車を置いて歩くこと10分、前回は雨上がりで微妙な天気だったが、今回は晴天の中美しい下栗の里を見ることができた。

下栗の里をビュースポットから見下ろす

南アルプス一望の高原

その後は、しらびそ高原へと一路向かうのだが、前回と同様に激坂が待ち構えている難所である。勾配が16%-20%とさらに激しさを増す。荷物を背負った状態ではシッティングで走るのが難しく、ダンシングで乗り切る。遠山郷から登り続け、標高は1,000mを軽く超え、いよいよと1,500m、そして2,000m近くまで登っていく。途中で隕石の衝突したクレーター跡を通り、ようやくとハイランドしらびそへ到着。ここでは南アルプスを一望し、カレーライスを昼食に頂いた。時間は昼を回っている。残りの距離は100kmを切ってるが、まだ大きな峠を2つ超えなければならない。足早に昼食を済ませた後は、大鹿村までしらびそ峠、地蔵峠を経て一気にダウンヒルだ。

南アルプスの眺め

 

しらびそ峠

大鹿村は日本一美しい村と看板を立てるほど、その村を取り巻く景観等に自信を持っているようだ。確かに青木川沿いの道を走っていると、バックには雄大な南アルプス、道路脇には花が植えられていたりと走っていて気持ちの良い場所だった。残念ながら、今回は立ち寄りはせずにそのまま通過して先を急ぐ。

パワースポットを経て茅野へ

大鹿村から高遠へと向かう間に第3の峠、分杭峠がある。この峠自体は何ら変わり映えもしないのだが、ゼロ磁場の場所らしく、癒しを求めて多くの人が集まるパワースポットだそうな。しらびそ高原までの1,500mを超えるヒルクライムを経た脚は結構削られており、大鹿村から分杭峠までの15kmは平均斜度が5%以下だが1時間ほどかけて登頂。やはり登りでは脚がなくなっているのと、所々の勾配は結構キツイので、インナーローで走ることが多かった。そんな中、無事に峠に到着し、パワースポットから高遠の街並みを眺めて、美和湖脇にある「道の駅 南アルプスむら長谷 パンや」を目指す。

ゼロ磁場がある分杭峠

「道の駅 南アルプスむら長谷 パンや」では巨大ソフトクリームを頂きリフレッシュ。そこそこ長めの休憩をして、いよいよ最後の峠である杖突峠を目指す。この峠はこれまでの峠の中で一番楽な峠なのだが、ここでまさかのアクシデントが発生。これまで特に問題のなかった、リアディレイラーがトップ側に入ったまま変速しないのだ。立ち止まって何回も修正を試みるも直せず。この辺がDi2という電動ならではの難しさだが、どうにもならないのでインナートップで峠を登る。これがまた辛くてしょうがない。ギアが重いので必然的にダンシングしないと踏めない。しかもかなり強烈に踏まないと勾配のキツイ箇所は登れない。歩いた方が早い場所もあるが、ともあれ時速10km/h以下でトロトロと最後の峠を登る。そして何とか峠を登り切り、茅野まで爽快なダウンヒルでホテルを目指す。

茅野市内を峠を超えて見下ろす

本当は翌日に茅野から新潟県の妙高市まで抜ける予定だったが、リアディレイラーの変速トラブルもあり走行が難しくなった。このため、ホテルで1泊して翌日は朝一番で帰宅することに。この日はホテルにチェックイン後、大浴場で疲れを取り、餃子の王将でたっぷりと栄養補給をして寝た。翌日は朝からバイキングでたっぷりと食事を頂いて、8時半の特急あずさで立川経由で帰宅。最後はメカトラで残念だったが、今回も無事に秋葉街道を走り切ることが出来た。

スーパーあずさで帰宅

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