General Race

2017 サロベツ100マイルロード大会

7月23日に北海道の豊富町で開催された「サロベツ100マイルロード大会」へ参加したのでレポート

大会名称/リザルト

大会名: 第14回サロベツ100マイルロード大会
レースカテゴリ: ロードレース
距離: 160km (100 Mile)
クラス: Elite (JCF登録者)
コース: Course Map

順位: 2位(出走57人中)
Time: 4:28:02.64
Top差: +0:28.53
平均速度: 35.81km/h
走行データ: Pioneer Cyclo Sphere

レースレポート

まずは日本の最北端宗谷岬へ

サロベツ100マイルロードレース。この名前を耳にしたのは、ごく最近だ。アマチュアが参加できる各大会への申し込みが可能なSport Entryというインターネットサイトがあるのだが、このレースは今年からSport Entryで申し込みが可能になった。つまり、これまでは地域の自転車協会経由でしか申し込みが出来ず、且つ場所的にも北海道の奥地ということもあり、知る人ぞ知るという大会だったのだ。

ロング系のレースを得意とする自分としては、「これは申し込まねば」ということで即座に申し込み完了。インターネットでこの大会を検索してもそれほど情報を得ることが出来なかったが、You Tubeの車載映像等でどのようなコースなのかを知ることが出来た。

利尻島と夕日が美しいサロベツ

個人的な感覚としては、「極めて北海道らしい場所でレースができる」である。大規模草地といかにも牧場チックなイメージな場所で開催されるこのレースは周回コースながら、1周が20kmと極めて長い。100マイルということなので、160kmを走るロングレースであり、正に自分にうってつけであった。

7月22日の土曜日はタイムトライアルが開催されていたようだが、羽田から稚内への移動日にあてさせてもらった。レンタカーを借りて宗谷岬、ノシャップ岬など観光地を巡って稚内のホテルで1泊。そして7月23日に40km程離れた豊富町へ移動し、レースの準備を始める。

ここで北海道の自転車仲間などと再会し、色々とレースのこと含めてお話させてもらった。単騎参加の自分へ補給等の申し出を頂くなど非常に有難かったので感謝、感謝である。エリートは57名が参加。時間ギリギリになって整列して160kmという長丁場のレースが始まった。

一人逃げ

大規模草地と呼ばれる牧草地が今回の舞台

レース開始直後は少しペースが上がるも直ぐにサイクリングペース。最初は2名の選手が飛び出すが集団は吸収せず遅い速度を保って走っている。そこへもう1名がJoinして逃げが3名と集団という形でレースが進んだ。1周回はコースを知らないので様子見しようかと考えていたが、あまりにも遅いので集団から飛び出して逃げを単独で追う。周回地点を越えて2周回目で無事に前の3人に合流。ただペースが遅かったので、「逃げれるだけ逃げてみます」と言って、単独で逃げてみた。

ただし風が強くて思うように踏めない。というか全て向かい風?じゃないかと思うぐらいだった。坂はそれほど上げず、平地と下りをメインに踏んで2周回目は単独で追走に15秒、集団には1分程度の差をつけて3周回目へ。3周回目はホットスポット(スプリント賞)があるので、集団は上がるだろうなと思ってたけど、残り10kmぐらいの地点まで逃げて遂に捕まってしまった。アップダウンからのゴール地点へはそれなりの速度と集団で賞を狙ったものの全然届かずだった。結果的には30km程1人で逃げたわけだが、それなりに脚も使ってしまう結果となってしまった。

また逃げる

このような絶景の中を走れるのはサロベツの特権

ホットスポットを通過後、2名の選手が集団から飛び出す。集団は特に追う様子も無くまったりとレースが進む。前を牽く選手はある程度限られているが、それでも10名以上が少しでもローテに入っているので全然楽。特に追いかけてはいないが、程なく前2名を吸収して集団はそのままサイクリングペースで進む。長い登りを追え、ゴール地点まで残り7kmを切ったぐらいでアタックをきっかけに数人の逃げが発生。集団は追う様子も無いので、1周目と同じ場所で前の逃げに追いつくべく、単独ブリッジをかけた。程なくして合流し、ここで6名程度の逃げ発生となる。

そのまま5週回目に突入し、次のホットスポットへ向けて集団の速度が上がると予想して小まめなローテーションで平坦と下りはある程度の速度を維持。登りは極力抑えて後ろとのタイムギャップを小まめに確認しながら走る。集団とは2分差を付けることが出来て、このままいけばホットスポットまでに追いつかれないのでは?という感じになってきた。それと同時にローテを回せなくなってきている面子、速度が遅くなってきているところもあって、最終的には彼らを置いて自分ともう1名でエスケープしてホットスポットへ。最終的にスプリントで交わされたので、賞を取ることができなかったのは残念だが、集団に追いつかれずに何とか残り3周へと繋げた。

最後まで逃げる

レース後はオロロンラインをドライブ

程なくして、後ろから単独で抜け出した選手に追いつかれて先頭は3名に。追いついてきた選手の脚が自分達と比べてかなり残っている事は走っている際の速度差や余裕からも感じられた。後ろが諦めなければ予断は緩さないし追走も数名できている模様。一定の速度をキープしながらゴールまで追いつかれないように後は耐えるだけ。3名のローテーションも疲れからか長くは牽けない。それでも集団には2分差以上、追走にも1分差とある程度の差を持って残りの周回をこなす。

自分と一緒に6周回目前から逃げていた選手はかなり疲労困憊のようだった。それでも根性というのだろうか、必死に喰らいついてローテーションも可能な限り入ってくる姿勢が凄い。残りの1名は明らかな余裕があるが、脚を削れる要素が見当たらない。アタックをかけられたらキツイので、ゴール前まで何とか粘って付いていければという感じだ。そんなこんなで最終周に突入。後ろはタイム差からして追いつかれることはないと判断して、黙々とローテーションをこなして残り7kmのアップダウン区間へ入る。残り4kmぐらいで脚のある選手がアタック。一気に差が開きダンシングで追いかけるが残っている脚の差が歴然で少しずつ離されて行く。残り2kmを切って追いつくのは到底不可能だろと思われる差を付けられ、このままのペースでゴールを目指す。後ろを振り返るともう1名と自分との差も相当開いたようなので、2位は確実。最後はゴール手前の坂を駆け上がって、トップから約29秒遅れでゴールした。

稚内空港の滑走路と利尻富士

久々のポディウムだが、最後の最後まで粘れず脚が終わってしまったのは一番最初に逃げた結果だろうが、後悔は無し。ニセコクラシックや実業団のように結果を求められる、求めているレースではなく、今回の目的は北海道の大自然を満喫+ダイエットしながらレースも走るなので、好きなように逃げたり、追ったり、また逃げたりと脚が続く限り精一杯やりたいことをやった結果なので。。。その上で表彰台にも上がれたのでラッキーだ。

レース後は近くの温泉で汗を流し、サロベツ原野などを観光し、オロロンラインの絶景を車で疾走して稚内へ戻ってきた。おいしい晩御飯も頂き、とても充実した1日を過ごすことが出来たのが何よりだった。

 

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