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ツール・ド・おきなわ 2017

2017年11月12日に開催された「ツール・ド・おきなわ」のレースレポート。

大会名称/リザルト

大会名: 第29回「ツール・ド・おきなわ2016」大会
レースカテゴリ: ロードレース
距離: 210km
クラス: 市民210km
コース: Course Map

順位: 122位(356人中)
Time: 5:53:33.173
Top差: 28:27.94
平均速度: 35.63 km/h
走行データ: Pioneer Cyclo Sphere

レースレポート

今回もANAで

これまでに計4回「ツール・ド・おきなわ」に申込し、鎖骨骨折で参加出来なかった1回を除いた戦績は完走が2回、落車によるDNFが1回だ。完走した2回のレースも落車に巻き込まれ、機材トラブルや補給食を失うなどして何とか完走したという状況なので、未だにこのレースを万全な状況で最後まで走り切れたことが無い。今回は大会前に2,000km近くロングをメインに乗り込み、昨年度のように20km過ぎでの落車で大会を去るような事がないよう万全の注意で望むことを決意する。

前日朝の便で東京から沖縄へ移動。チームメイトと名護まで北上、昼食、受付を済ませて本部半島を1周試走する。試走した感じだと足の疲れはほとんど無く、明日は良い状態で走れそうだった。(カーボしすぎで体重が増えたのは問題だが・・・) 夜もステーキ、何故か鰻を食べてタンパク質補給。イオンで翌日の朝食を買って早めに就寝。

レース当日。朝3時半過ぎに起きて早速とグラノーラ、ヨーグルト、パンと朝食という名のカロリー補給。レース中の補給食として用意したのがソフトフラスコに入れた「Mag Onジェル×6」、「よもぎ餅×4」、「スポーツ羊羹×5」とサプリメントとしてアミノサウルス×3と足攣り対策でMag on×2を溶かした500mlのボトル×2である。(結果的にはスポーツ羊羹、よもぎ餅がそれぞれ2つ余ったが・・・)スタート場所へ移動して整列し始めたのが6時15分過ぎ。昨年度のように前の方で並ぶという意識もなく、自然と並んだ順番が全体の真ん中辺りだった模様でそのままスタート時刻を迎える。今回は自分のチームメイト×5名が同クラスに参加した。走っている間に単独になるとは思うが、仲間と一緒にスタート出来るのは幸せなことだ。

初めてメイン集団でクリアできた普久川ダム

本部半島の海沿いを走る

レース開始の号砲が鳴る。とにかく本部半島を超えるまでの最初の40km近くは大集団、脚力や経験も違う選手が入り乱れることから落車には最新の注意で望んだ。海岸線に出るとチームメイトの1名がすでに逃げている模様。集団の中程からスタートしたのにさっさと先頭まで上がっていたようだ。自分は他のチームメイトと一緒に集団中程でノンビリと脚を極力使わずに走る。ただ、前に不穏な動きをする選手がいた場合などは、即座に走る場所を変えて色々な意味でリスク回避を心掛ける。

心配していた本部半島の道路が狭くなる箇所、昨年度大落車があり、自分がDNFとなった美ら海水族館を超えた下り坂も無難に超えて、海岸線を走っているとなんでもないような場所で落車が発生。結構前の方且つ道幅も狭かったので後ろはほぼストップだったようだが、自分は冷静に落車の状況を見極めて道路左横にあるちょっとした隙間へ逃げる事ができ、すぐさまと前を走るメイン集団へと復帰する事ができた。

その後、与那までへ海岸線を北上するがここは完全にマッタリペースのサイクリング。逃げとは4分半ぐらい開いている状況で毎年集団が分裂する普久川ダムの登りへ前から50番手以内で入る。ここの登りでは今まで集団から必ず遅れてしまっていたが、今年は前20番手ぐらいの位置で最後まで走りきる事ができた。タイムにすると18分ぐらいでペースとしては早くない。このおかげで登りを超えても集団の人数はまだ100名以上残っている。

奥までの下り、アップダウンでも特に動きもなくマッタリとレースは進む。下りの勢いなどでたまにメイン集団の先頭に出ることもあったが、ここまでに脚を温存していた効果もあり、全くもって辛くない。100kmのスタート地点を越え、奥の登りも10分30秒前後で終えていよいよ与那までの南下へと入る。

KOMをメイン集団で超える

機材トラブルでまさかのニュートラル

ちょっとしたアップダウンでダンシングで進んだ際に嫌な音がする。「カラカラ」と異音が鳴り響き、直ぐにスポークが折れたと理解した。メイン集団でせっかくここまで来てまた機材トラブルなのかと道路の右端に寄ってペースで走る。後ろからどんどんと選手が追い抜いていく。そんな中、異音が消えたタイミングがあり、集団の邪魔にならないように後ろの方、集団の中に入らないようにしながらメイン集団へ追いついて暫く後ろで走りながら、ニュートラルカーへ手を振って合図。車がやって来てホイール交換可能かを確認し、止まれるタイミングで手を上げてと指示された。2回目の普久川ダム近くまではなんとか行きたかったが、それも難しいと判断。早々に走るのをやめてホイール交換をしてもらい一人再出発。

この後、機材トラブルでニュートラル

メイン集団は目に見える範囲では相当遠くて単独で追いつくのは無理な距離だ。かといって後ろを見ると誰もいない。完全に一人旅ながら、TTモードでダムの登りまでやってくる。登り始めると違和感が。とにかく変えてもらったホイールが重い。自分が普段カーボンホイールでいか楽しているのか?というのが分かる。それに加えて空気圧がどうも4気圧ぐらいしか入っていないようで、タイヤがペコペコと凹む。シッティングではスピードもパワーも出ずにダンシングを多用するが完全な筋トレ状態。

そんな中、前に見慣れたジャージの選手が一人で走っている。声をかけるとパンクでニュートラルしたそうで、これまでもこの大会はパンクで痛い目を見ているとのこと。やはりホイールも同じで空気圧が低く、「重い、重い」と話をして登ると後ろからいよいよ違うクラスの先頭集団が追い抜いていく。ペース的には全然ついていけそうだったが、今の状況では無理。こちらの集団は見送って完全に完走目的でいよいよ東海岸の南下へと入った。

程なくして、後ろから210kmの追走集団がやってくる。チームメイトがいたので声をかけられ、事の顛末を話しながら登りではビハインドな状況ながらも何とか集団内で走る。この後は登りの苦行をこなしながら、たまには集団の先頭でひいてレースを進めていく。このペースなら完走は余裕だろう。ただし度重なるダンシング、登りで相当なパワーを使うことを繰り返した脚の方はかなり疲弊。たまに攣りそうになるが、ペースを落としたり走り方を変えて何とかやり過ごした。最後の羽地ダムへ向かう際に平地でも少し遅れがちに。それほど多くの脚は無く、羽地ダムもペースで登り終えると210kmの小集団が出来ていたのでそのまま最後の関門を通過してゴールへと向かう。

ジャスコ坂で少しペースが上がった際、自分の脚は限界でついていく事が出来なかった。前には見えるが追いつけないままゴールまで残り100m。後ろからスプリントで猛追してきているグループに何とか勝ちたかったが、数メートルもない状況で3名ほどに抜かれてゴール。ニュートラルを使った時点から完走目的ではあったが、それでも6時間を切るタイムでゴール出来た。順位は122位だったが、昨年度であれば同じタイムだと100位内に入っている。今年は気温が低くて走りやすかった事、周りのレベルも上がったのか?なと思うようにも感じたが、結果的に機材トラブルでまたしても消化不良でレースが終わってしまった。それでも昨年度のようにDNFにならずに完走できたのは、空気圧が低かったとはいえ、ニュートラルサービスの恩恵を受けたからこそなのでとても感謝している。これが無かったらもっと消化不良なレースになっただろう。

来年へ向けて

5回出場して未だにちゃんとレースできたのは最初の1回だけ(ただし落車巻き込まれあり)。本当に何事も無く沖縄を最後まで走り切るのは難しいし、何かあるからこそ、そこで色々なドラマが生まれるので沖縄らしいレースなのかもとも思う。

また宿題が残ったので、来年も参加してこの借りは返せるよう1年間を過ごしたい。

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