General Race

2018 サロベツ100マイルロード大会

7月22日に北海道の豊富町で開催された「サロベツ100マイルロード大会」へ参加したのでレポート

大会名称/リザルト

大会名: 第15回サロベツ100マイルロード大会
レースカテゴリ: ロードレース
距離: 160km (20km×8Lap)
クラス: Elite (JCF登録者)
コース: Course Map

豊富町大規模草地周回特設コース

順位: 14位(出走61人中)
Time: 4:40:05.78
Top差: +8:15.66
平均速度: 34.27km/h

レースレポート

昨年度に引き続き2回目の参加となった、日本最北端で開催されるロードレース。まるでヨーロッパを彷彿させる雄大な自然の中を走るこのレースはとても魅力的だ。今回もレース前日の土曜日に移動をしたのだが、午前発の羽田便が稚内空港の天候が悪くて欠航となり、多くの方が振替で乗られたこともあって満席だった。稚内に到着後、稚内市内を経由してオロロンラインへと向かう。

靄のオロロンライン

今回は稚内ではなく、レースが開催される豊富町のホテルを抑えることが出来たので、雄大な景色を見ながら南下したかったのだが、霧というか靄が凄かった。宿泊先はホテル豊富で、温泉もあるので夕食含めてゆっくりと休むことができた。それにしても稚内を含めて気温が10度台なので、連日35度を超える関東から来ると冬のような寒さだった。

スタートはトラブルから

レース当日の朝食は前日に結構食べたのもあり、少し軽めで。その後会場に移動して受付、検車などの準備を進めてレーススタートを待つ。知り合いにも数名お会いし、補給なども支援してくれるという有難い申しでまで頂いた。午前8時半のレーススタート直前にトイレに行き、スタートまで1分というところでシューズのベロクロ周りがスカスカなのに気がつく。ダイヤル式で止めるのだが、空回りして嵌らず結果的にはスタート出来ずに1人黙々とシューズを直す羽目に。「北の大地まで来てこれか?」と嘆きたくなるが、何とかごちゃごちゃしているとシューズが直ったので、「スタートしても良い?」と聞いて10分後にスタートする次の選手達の前に何とか単独でスタート。当たり前だが、集団は遥か先なので最初から全開で追う。このレースの特徴として最初はペースが上がらずにサイクリングなので、飛ばせば追いつくと信じて暫く走ると前の方に集団が見えたので、更に踏み続けて何とか集団に合流することが出来た。後からStravaのFlybyという機能で見直すと、スタートは2分遅れで集団は1.5km程先にいた模様。スタートから6.5km地点で何とか追いついたという感じだった。

この日は強風が吹き荒れた

逃げのつもりが実は追走だった前半60km

集団は案の定サイクリングペース。自分は高強度なTTモードで追いついたのもあり、スピード差があったのでそのまま先頭に出て逃げる。案の定集団は誰も追ってこずに差が開いていった。自分が単独逃げだと思っていたら、並走するモトから先頭とのタイム差を告げるボードを掲げられる。「あっ、既に逃げている人がいたのか」ということで、後ろから追いついた自分は当然前の展開を知らなかった。単独追走状況となった訳だが最初の周回は最初に全力でメイン集団を追ったこともあり、平均35.3km/hでAveのパワーが293Wという完全にオーバーペース。2周回目に入り、少しペースを抑えながらも前の逃げを追うがタイム差は逆に広げられるばかり。特にスタート地点から3km地点で北上するところから、風速が5m以上は軽くあるであろう爆風状況で単独での速度維持と追走にはかなり体力を使う羽目に。それでも引き続き単独で周回することが出来て3周回めのホットスポット(スプリント賞のある周)へ突入すると、先頭とのタイム差は3分40秒ぐらいあり、後ろとは1分少しとかなり迫られている感じだった。ペース的には前は一定で自分が少し落としすぎたか?ただ、単独でこれ以上頑張ると後は死に体になるのは目に見えて完走すら危ういので、後ろから捕まることを前提に走り続ける

モトからタイム差を随時教えてもらえる。

残り7kmぐらいの南下するポイントでは後ろに集団が見え始めて来るが、生殺し的な感じで3周回目も単独で2位通過。4周回目の北上している所で、ペースの上がらない後ろの集団を待ってスタートから60kmちょい単独追走の末、遂に吸収された。

追走アゲイン

暫くはサイクリングペースかと思っていたら、中にはもっと逃げを打ちたい選手もいて彼がペースを上げると集団全体も上がるという感じ。自分自身は集団でヌと暫く休みたかったのだが、このコースで唯一の登りとも言える1km、5-6%平均の坂でペースが上がって結構辛かった。メイン集団が少し活気付いてみるみると自分の前を逃げていた選手を吸収したようだ。単独で80km近く、しかもかなりのハイペースで逃げた選手は天晴だ。

5周回目はそれほどペースも上がらずに進む。約20kmのサイクリングだと思いきや、唯一の登りぐらいで1名の選手がカッ飛んで行った。集団は誰も追わず、自分も脚が無くて追えなかったのだが、タイム差がどんどんと広がり、かつ集団がサイクリングになっているので、南下ポイントの手前でアタックの上単独追走を開始。

右からアタックして再度追走開始するところ

直後の登りで集団とは少し差をつけたが1名の選手に追いつかれる。2名で回したかったが、どうも自分の脚は結構限界だったようでローテしたくてもツキイチ状態。何度か前に出ることもあったが、申し訳なくて「回せなくてごめんなさい」と伝えて2名で走る。するとゴール手前3kmぐらいで知り合いのSさんが数名の選手を引き連れて追いついてきた。これだけの面子がいれば上手くローテさえすれば、前の選手に追いつけ逃げ切れる、去年と同様だと思い俄然やる気が出て声をかけながらローテして走る。逃げとは1分半、後ろとも1分半と良い感じにタイムを詰めて後ろは離せて6周回目の向かい風区間へ。ここからローテが上手く回らない。恐らく脚が限界な選手も多くて彼れが前に出るとペースが緩む。なんとか速度を維持すべく、自分も前に出る回数を増やす、Sさんも力強く牽いてくれたのだが、どんどんと遅くなって厳しい状態へ。いよいよ南下するポイントへ入り、暫くすると後ろからの追走集団にキャッチされてしまった。

使い切った脚で走る残り40km

自分達をキャッチした追走集団のペースは結構速くてゴール地点前の下りで中切れが発生。自分の前にいた選手では埋めれず、かと言って自分もパワー全開で踏める脚も残っておらず見送る羽目に。ここが運命の別れ道だったが、脚が終わっていたのでまぁ難しかったかな。そのまま7周回目に入ると先頭はまだ見える。40km/hで回せば追いつけそうだが、やっぱり追走する集団はペースが遅くなることはあっても、速くなることはなくそのまま見送る羽目に。

このメンツで追走

こうなると順位はもう関係ないので残りの距離を最後まで楽しんで走ることを目標にローテしながら走っていると南下し始めたぐらいで2-3名の追走してきた選手に抜かされる。速度差が結構あったが、あれについていくだけの脚はないのでお見送り。そしてラストの8周回目に入ってローテを回し、5%の坂手前で周りの選手が疲労困憊だったので、単独でペースアップ。これについてこれたのは3名の選手。そのまま南下地点に入り、ちょっとした登りでさらにダンシングで加速して2名を篩い落とすのに成功。残った1名は相当辛そうで自分が「先頭交代できる?」と聞くと厳しいとのこと。ゴールは譲るのでツキイチで引っ張ってもらい、牽ける時は牽くというので、そのまま色々と話をしながらゴールを目指す。後ろからは追ってきてないと思いきや、残り1kmぐらいで「後ろから来てます」ということで、サイクリングからペースアップしてそのままゴール。今年も無事に完走することが出来た。

今年も無事にゴール

総括

ゴール後は一緒に走った選手達に挨拶したりして、事前に頼んでおいたホッキ貝カレーを頂いた。

ホッキ貝カレー。美味しかった

何となくアットホームで少し緩い感じでとても素敵なサロベツ100マイルのレースも無事に終了。勝ちを狙いに集団内でずっと走るのも良いが、せっかくの北海道、思いっきり頑張って満喫してそれで完走(あわよくば入賞)できばそれで良しと望んだレースだったが、自分なりに満足いく走りが出来たのだはと思う。今年の優勝選手がいたチームを含めて3チームぐらいがチーム戦的に動けていたのかな。来年以降、自分もチームメンバーを連れてこのレースで本当の意味でチームとして勝ちを狙いにいくようなレースもしてみたいなと思う。まだまだ道外選手の参加率が少ない(今年はエリートで2名だけだった)のだが、この魅力あるレースに来年も参戦できるよう願いたい。

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