秋葉街道を走るのはこれで3回目。お気に入りのコースなので、毎年一度は走りたい、でもとってもキツい。そんなイメージが既に定着している秋葉街道3回目のライドです。
コース紹介
スタートは静岡県の浜松駅。ゴールは長野県茅野駅。今回も定番のコースで走ってきました。
旅の記録
獲得標高4,000mオーバーの山岳ライド
このコースは標高が1,000mを超える峠を4つ登らなければならない。そして獲得標高が4,000mオーバーになるので、1日で走るのは結構体力もそうだが、気力も必要。
前日夜に輪行で浜松入りし、朝4時半に出発。距離と獲得標高を考えると遅めの出発であるが、既に3回目ということもあるので時間的は配分は大丈夫だと信じる。
出発後まずは国道152号線に入り、その後は北上を続けて天竜川沿いに山間部へと進んでいく。基本的に緩い登り基調がずっと続くのだが、秋葉ダムなどを過ぎ、水窪を超えるといよいよ最初の峠、兵越峠へと差し掛かる。
兵越峠は意外と勾配がキツい。峠は長野県と静岡県の県境にあり、毎年綱引き合戦で県境の領地を広げるという行事がある場所でもある。峠を越え、下るとそこは遠山郷。道の駅で休憩し、最大の山場でもあるしらびそ高原への上りに備えた。
一旦国道152号線を離れて、向かったのは「日本のチロル」と呼ばれる下栗の里。ここまでも相当登るのだが、里の中の坂が中々キツい。そして天空の里とも呼ばれる下栗の里を見下ろせるビューポイントで暫し素晴らしい景観を楽しんだ。
下栗の里からしらびそ高原までは勾配が15%を越えるような激坂が続く。足をつきたくなる気持ちを我慢し、標高1,800mを越えるしらびそ高原に到着。ここからは南アルプスの絶景を眺めることができる。今回は天気も良くて素晴らしい景観を見ることが出来た。
しらびそ高原から長い下りを経て再び国道152号線へ合流。大鹿村へと入る。ここからは暫く平坦基調で美しい風景を楽しみ、標高1,424mの分杭峠へ。分杭峠は”ゼロ磁場”の場所としても有名で、世界有数のパワースポットとも言われている。
分杭峠を越えると美和湖が出迎え、そして高遠に到着。ここにある「道の駅 南アルプスむら長谷」は美味しいパンもあってお気に入りだ。
高遠を越えると、茅野市への手前に最後の峠、標高1,247mの杖突峠が待ち構える。勾配こそそれほどキツくはないが、これまでに走ってきたダメージが溜まっているので、かなりキツい。。気力で乗り切ればいよいよ茅野の街並みが見え、後は下るのみ。
茅野へ到着は夕方だったが、無事にスーパーあずさに乗って、帰京。長い1日だったが、充実したライドになった。
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