Cycle Road Racer
角館武家屋敷としだれ桜の風景がガイドブック、インターネットから一番印象に残っている街。過去秋田に訪れた際に、この桜を目指して訪れたことがあったが、見事に桜が満開のタイミングには合わずに少し悲しい思いをしたことがある。今回のライドはそんな角館を拠点として南下し、今まで訪れたことのない横手市へと向かう。その後は岩手県方面へと進路を変えてゆだ高原まで走り、雫石へと北上して最後は十和田湖畔を走って角館まで戻ってきた。
距離はそこそこあるが、獲得標高は1,000m少しなのでそこまで厳しいコースでは無い。見どころはそれほど多いと思わなかったが、ゆだ高原から雫石までの道路は比較的広くて車の数も少なく風景も良いのでツーリング的にライドするには良い道だったと思う。ともあれ、最後は角館に戻ってきて武家屋敷の並ぶ街並みをゆっくりとサイクリングして、秋田名物ババヘラアイスで締めくくった。
走行記録
走行距離、獲得標高、山岳勾配やコースなどによって著者の判断で決定。
距離の目安
獲得標高の目安
秋田県の横手市はB級グルメで有名な「横手やきそば」がある。過去B級グルメの大会である「B-1グランプリ」でも優勝したこともあり、日本三大やきそばの1つでもある。やきそばに目玉焼きがトッピングされているのが特徴だが、毎年横手やきそばの優秀店を決める「横手やきそば四天王決定戦」も開催されている。ライダーとしては質より量?かも知れないが市内に店舗がいくつもあるので、昼食で頂くのもありだろう。
ちなみに横手やきそばをPRする民間組織『横手やきそば暖簾会』では店舗紹介などもしているので事前に確認して目当てのお店に行ってみよう。
岩手県道1号線
正式には『岩手県道・秋田県道1号盛岡横手線』を指すのだが、岩手県の西和賀町から雫石までの間は車も少なく、道幅もあって非常に走りやすい。周りの風景も田舎ならではで左手には奥羽山脈、右手には和賀川を眺めて走る。雫石に入る前のトンネルまでは上り基調だが勾配は緩めなので気にするほどではない。ただコンビニ含めて補給箇所がほぼないので、そこだけ気を付けたい。トンネルを抜けると雫石までは一気に山間をぬってダウンヒルになる。
秋田県境の仙岩峠へ向かう途中にある道の駅。温泉・産直・お食事処・キャンプまでとかなり道の駅の中では色々と充実している方だろう。現地の物産を取り扱っている店でお土産屋を物色するのも楽しいが、ズラッと並んだ屋台では色々と食べ物が売っているので個人的にはこっちで補給するのがお勧め。
公式サイト
角館武家屋敷
江戸時代に栄えた城下町の雰囲気を味わえる場所。「みちのくの小京都」と呼ばれているが、観光客を乗せた人力車などが走っているのを見るとタイムスリップしたみたい。国の重要文化財として保護されている街並みであるが、武家屋敷もいくつか中に入って見学できるところがあるので、時間が許せば自転車で巡るだけでなく、武家屋敷見学や少し歩いて見るのも良いだろう。
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