Cycle Road Racer
日本の中には行きたいと思っても中々いけない場所がある。これまでにも何度か走りに行きたいと思いながらも行けなかった場所、それが新潟県と福島県境に位置する只見線に沿った辺りである。いわゆる、「秘境」と呼ばる場所で人が簡単に訪れることができない場所。只見線というローカル線自体が既に魅力ある鉄道だったが、東日本大震災の発災と 新潟・福島豪雨による被災で只見線が事実上の運転停止となり、さらに秘境度合いが自分の中では増す存在になっていた。
2019年6月、天気予報をみて遂に只見線のあるこの秘境へと行く決心をする。ただ、そこの場所だけに行くのは勿体無いので今回は長野県上田市まで新幹線輪行し、そこから1泊2日での自転車旅で最後は福島から輪行で戻ってくるという信越横断ライドを決行。
走行記録
走行距離、獲得標高、山岳勾配やコースなどによって著者の判断で決定。
距離の目安
獲得標高の目安
菅平高原は、上信越高原国立公園に属しており、長野県上田市の北部から須坂市にまたがる、標高1,250m〜1,650mの高原地帯です。
夏でも涼しく、特に運動施設が整っていることから多くの部活動の合宿地などにも使われています。冬は豊富な積雪を活かしてスキーを楽しめるので、まさにアクティビティを年中楽しめる場所として人気があります。
光源だけでなく牧場や観光施設、レストランなども多いので、長期滞在してゆっくりと過ごしたい場所ですね。
道の駅花の駅 千曲川は、長野県飯山市にある国道117号の道の駅です。ここの魅力は道路周辺に植えられた大規模な名の花畑。満開になるゴールデンウイークの時期には多くの観光客が訪れます。
道の駅自体も物産館など豊富な品揃えの農産物、お土産など十分に満足できますし、おやきなどご当地グルメも沢山楽しむことができます。
サイクリストで立ち寄る人も多いので、空気入れなどを貸し出してくれたり、サイクルラックも常備しており、長居したくなる道の駅でした。
六十里越は国道252号を新潟県と福島県に通じる峠道。その昔六里(24km)が十倍にも感じたことから六十里という名がついたと言われています。春には新緑と県境の山桜が美しく、秋には徐々に移ろう紅葉を楽しめドライブにお勧めです。国道252号に並走するように走るJR只見線は車窓から眺める渓谷などの絶景が人気のローカル線でしたが、東日本大震災の発災と 新潟・福島豪雨による被災によって普通となりました。その後の復旧作業によって復活を成し遂げたのですが、未だに被害が特に大きかった会津川口・只見駅間は現在でも不通となっており、バスによる代行輸送が続いています。
秘境と呼ばれる只見線界隈ですが、大迫力の自然と景観美は日本の中でも類を見ないほど美しく、そして忘れ難い風景になること間違いなしです。車でドライブするのももちろん良いですが、自転車でゆっくりとこの景色を味わえるという贅沢な時間は素晴らしいものでした。
福島県金山町にある大塩天然炭酸場では、何と湧き出る水が炭酸を含んだまさに天然のスパークリングウォーター。井戸から水を汲み上げて実際に飲んで本当に炭酸(微炭酸な感じ)でシュワーと気持ちが良い。
自転車でのライドだったので、ボトルにしっかりと炭酸水を入れてその後のライドでも大活躍でした。
そもそも天然の湧き水で炭酸水な場所自体が珍しく、まさに貴重な体験と経験をさせて頂きました。
福島県の猪苗代湖を眼前に聳え立つのが磐梯山です。日本ジオパークに認定され、今でも多くの観光客がこの磐梯山近辺の湖を初めてとした自然を楽しみにやってきます。
会津盆地側からは、綺麗な三角の頂が見えることから会津富士(あいづふじ)とも呼ばれて、日本百名山に選定されており、福島県のシンボルの一つとされています。
標高は1,816mあり、登山口も6つあるので多くの登山客にも人気ですが、桧原湖、秋元湖、小野川湖をはじめ、それらに挟まれるように位置する数十の湖沼群が「五色沼」であり、この近辺をサイクリング、ドライブ、またはハイキングするのも人気です。
長野県小布施を走っている時に、人が並んでいるので気になって立ち寄った、ジェラート店。
後から人気の老舗ジェラート店であることを知りましたが、 数多くの美味しそうなジェラートが並んでいて、買った後は目の前のテラス席で直ぐに頂けます。
長野県飯山市に美味しいうなぎ料理の店があると聞いてやってきたのが、「うなぎ専門店 本多」です。店の外観から老舗な雰囲気が漂い、鰻の香ばしい匂いが食欲をそそります。
人気店ということもあり、お昼時は並ぶことも多いそうですが、自分が行った際には人がまだ少なくて並ばずに入ることができました。
肝心の鰻は全国から厳選して集めているというだけあってとても美味しかったです。値段はそれなりにしますが、たまの贅沢ということで最高のお昼を頂けました。
奥会津地方の特産品の展示・即売をしており、多くの赤べこのお土産が目をひきます。ここで食べたソースカツ丼は卵で閉じられており、とても美味しかったです。
自家生産の魚沼のコシヒカリと四季折々の郷土料理、山菜料理を食せる宿ということで宿泊した今回の宿、1泊2食付きで7,500円という破格の値段でした。
玄関を入るとまるで合宿所のように沢山の部屋があります。自分が宿泊した日はどこかの運動部かどっかの保護者達が宿泊していました。ただし、自分の部屋が一番奥で周りに客がいなかったこともあり、静かに過ごすことができたのが幸い。
お風呂なども大きな浴槽で温泉では無いですが、必要最低限という感じ。この旅館の1番は何と言ってもボリュームたっぷりの食事でした。夕食はお代わり自由な魚沼産コシヒカリとトンカツやらメニューも豊富で大満足でしたし、朝食も十分でコスパの良い民宿でした。
帰りは取れたての新米を頂き、これまた嬉しいお土産をもらえてハッピーに。豪華な部屋を望むなら難しいですが、最低限の宿泊に美味しいご飯を食べたいなら、こちらの宿は超お勧めです。
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