1日で鹿児島を満喫!『かごイチ』にチャレンジ

鹿児島の魅力を「ぎゅっ」と凝縮

日本には琵琶湖を1周する『ビワイチ』、霞ヶ浦を1周する『かすいち』などの有名コースが存在するが、今回鹿児島をロードバイクで走ろうと決めて色々とコースを探していたところ、南さつま市が情報提供していた『かごイチ』なるものを発見。鹿児島に行った際にこちらのコースに沿って走ってきたので走ってきた感想含めて紹介したい。『かごイチ』の魅力は何と言っても鹿児島県に点在する数々の魅了的な場所を一度に巡ることができることだろう。今回、鹿児島駅近くにあるホテルから時計回りにぐるっと1周するコースで走ってきたのだが、鹿児島から桜島、根占から山川の二箇所はフェリーに乗船しての移動が伴う。

 今回のライドは南さつま市のホームページにある『かごイチ』に関する詳細ページを参考(ここに詳細なマップもあるのでダウンロードして行こう)にして、出発地点を宿泊したホテルへ変更、ほぼ同様のコースを走って来ました。自分が走ったルートのダウンロードもできますので、是非今後走ってみたい方は参考、活用してください。

コース紹介

コース

走行記録

走行距離225.95km
獲得標高2,509m
平均速度27.6km/h
経過時間12:39:01
ルートのダウンロード
難易度
5/5
走行距離
5/5
ヒルクライム
5/5

走行距離、獲得標高、山岳勾配やコースなどによって著者の判断で決定。

距離の目安

  • 星1: >50km
  • 星2: 51-100km
  • 星3: 101-150km
  • 星4: 151-200km
  • 星5: 201km<

獲得標高の目安

  • 星1: >500m
  • 星2: 501-1,000m
  • 星3: 1,001-1,500m
  • 星4: 1,501-2,000m
  • 星5: 2,001m<

コース上の見どころ

大隅半島から見た桜島

桜島

鹿児島から桜島には桜島フェリーで15分で到着。今回は朝早くの出発だったので、全くもって桜島の景色も美しい海岸沿い含めて拝めなかったのだが、鹿児島で一番のシンボルと言っても過言ではない。近くからでも遠くからでも活火山の桜島はいつも魅力的だ。

桜島フェリー

夜中まで出航しており便利。運賃は桜島に渡った後にゲート通過の際に支払いする仕組み。

大隅半島

桜島港からは大隅半島のヴォルケーノロード、垂水シーサイドロード、鹿屋ブルーライン、錦江潮風ルートを経て60km程南下した根占まで移動。道中では桜島を始めとした景勝地がいくつかある。また、適度なアップダウンも含むのであまり頑張り過ぎずに走るのがコツだろう。道の駅で休憩や補給してライドもグルメも楽しもう。

フェリーなんきゅう

根占からは薩摩半島の山川へとフェリーで移動。フェリーでは自販機がある程度なので、食事など近くの物産展などで買ってフェリーでの移動中に食べるなど準備しておくと良い。また本数が少ないので事前に時刻表を確認し、確実に乗り遅れないよう準備したい。

フェリーなんきゅう
西大山駅から見た開聞岳

開聞岳

薩摩半島の最南端に位置するこの山は対岸の大隅半島からも良く見えて目立つ山です。薩摩富士と呼ばれるような美しい丸みを帯びた山で指宿のシンボル的な存在。JR西日本で最南端の駅として有名な西大山駅とのコラボレーションもバッチリ!

西大山駅

幸せを届ける黄色いポストがあったり観光客が多数立ち寄るフォトジェニックな場所。

東シナ海サンセットロード

枕崎市から野間岬へと続くリアス式海岸はアップダウンが多く、道幅も狭いところがあるが美しい絶景を眺めながら走れる素晴らしいコース。特に後藤鼻の景色はこの海岸沿いを走るハイライトになるだろう。ただ、補給できるような場所もなく、自動販売機のある場所も少ないので枕崎市を出る前に準備しておきたい。

後藤鼻
旧プラットフォームの跡

吹上浜サイクリングロード

吹上浜サイクリングロード」は,日本三大砂丘の一つである吹上浜を縦断する全長23.9kmの自転車専用道路。走る人が少ないのか、路面には木々から落ちた葉っぱなどで走りにくい場所も多いが、自動車が来ないという安心感はある。何より鉄道の廃線跡地等を利用しているところもノスタルジーを感じるところ。たまにサイクリングロードから普通の道に入るのだが、入り口が分かりにくい場所があるのが難点か。。

今回は11月に訪れたこともあり、夜明けも遅く夕暮れは早かったので桜島をしっかりと近くで見れなかった(暗くて見えなかった)のが残念でした。ただ鹿児島市内を除けば信号も少なく、海岸沿いをメインに走るコースなので景色はとても良いです。枕崎市からリアス海岸を走るので結構なアップダウン、斜度もそれなりにキツい場所もありますが、所々で見れる眼下の願望はご褒美のようなもの。後は道の駅に立ち寄って、ご当地な食材を補給食としてゲットするのもありですね。

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