Cycle Road Racer
2020年の年末は和歌山県の龍神温泉へ。
世界遺産熊野に程近いこの温泉は、交通の便も悪いので中々行きたくても簡単は行けない場所である。今回は阪和道経由で向かうこと。出発後、まずは昼食ということで、和歌山は有田市にある「しらす屋ゆあさ湾則種」で名物のゆあさ湾セットを頂く。卵と生シラスが絶妙でムッチャ美味しかった。山間の道をドライブして龍神温泉の季楽里という宿が今回の宿泊地だ。夕食までにひとっ走りして早速と美味しい旅館の夕食に舌鼓。お酒も進んで温泉も満喫して極楽だった。
翌日は朝から熊野方面へと山岳ライドを結構。雨上がりだったので、路面は少しウェットだったが最初は問題なく。ただし、この辺りは冬季通行止めの国道も多く、なぜか剣道の方が走れるというジレンマ。今回も奈良県十津川村へ抜ける国道が通行止めで、県道経由で向かったのだが、途中からは木々や落石なども結構あってパンクしないかヒヤヒヤして狭い道路を何とか走り抜く。
十津川村までくると、視界が一気に広がり整備された国道を走って熊野本宮大社まで追い風にも乗って順調に進むことができた。熊野本宮大社で参拝し、今度は一路竜神方面へと国道を走る。今回は整備された道路なので、すこぶる走るのは問題ないのだが、結構時間をかけてしまったこと、冬ということもあり徐々に日が暮れてくる。残り20kmぐらいの箇所で、まだ余裕があると思い、ルートを見ると龍神温泉まで続く山道が。通行止め情報もなさそうなので、行ってみることに。ただ、これがその後の地獄に繋がるとは思いもしなかったのだが。。。
今回どえらい目にあったのが、和歌山県道29号田辺龍神線だ。国道429号線側からのアプローチで最初は舗装された道が続いて良い感じだったのだが、段々と怪しい状況に。そして「通行止め」的な看板まで出てくる始末。ゴールの龍神温泉までは15kmもないが、国道に戻って龍神温泉に戻る場合はぐるっと大回りで30km以上の道のりだ。日も暮れ始めていたので、「このまま行こう」ということでライドを結構。辺りが暗くなり、ヘッドライトを付ける。都会なら街明かりや街頭でヘッドライトに頼らずとも道が見えるのだが、ここは和歌山の山間部、一切の該当も何もなくヘッドライトだけが全てである。突然「ゴリっ」という音がしてどうも前のタイヤが落石を踏みつけたようだ。おかげで前輪はパンクしてしまう。空気を入れながら進むことができそうだったので、そのまま進むと道がアスファルトだったのが、いつの間にか陥没だらけの怪しい道路に様変わり、そして未舗装なガタガタの石地帯、崖が崩落している地帯などグラベルならまだしも、ロードでは絶対に避けるべき状況。幸か不幸かヘッドライトで照らされる範囲しか見えない。しかもヘッドライトを明るくしすぎていてバッテリが切れそうな状態で点滅し始めた。「やばい」感覚的に感じた。このまま月明かりで何とか見える範囲が少しあるものの、ヘッドライトを失った場合はもはや前も見えない漆黒の闇の中になるので、ライトの光量を最小にして、それでもなんとか歩いてでも良いので進めるレベルに。
いつの間にか上りに差し掛かり、峠越えの状況。そして恐れていた後輪パンク。絶体絶命的な状態だが、距離は残り10kmを切っている。峠なので下りになればなんとか進めそうということで、ともかく進む。そうしてたった15kmに2時間以上もかけてようやくと宿に辿り着いた。ライトが何とか持ってくれたものの、この恐怖は一生忘れないだろう。
翌日インターネットで走ったコースをみると、崖の崩落が半端なかった。。。。今回のルートはダウンロード可能であるが、間違っても最後の県道29号線は走らなようにご注意を。。。
走行記録
走行距離、獲得標高、山岳勾配やコースなどによって著者の判断で決定。
距離の目安
獲得標高の目安
龍神温泉は日本三美人の湯としても知られており、日本全国から多くの方が訪れる温泉です。
竜神観光協会のHPより
龍神温泉は高野龍神国定公園、日高川沿いに位置する温泉郷。島根県の湯の川温泉、群馬県の川中温泉とならび、日本三美人の湯として有名です。元湯は、龍神温泉のオーナーで作る(有)龍神温泉元湯が運営する、源泉掛け流しの共同浴場です。お湯も毎日入れ替え、訪れる方に気持ちよく入浴頂いています。泉質は、ナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)で、肌がツルツルとして、しっとり感があります。 効能は、美人の湯で知られていますが、大変良く温まり、特に冷え性、神経痛、肩こり等に効果があると云われています。元湯の内湯は大勢が一度に入ることができる檜風呂と岩風呂があります。渓流を眺める事ができる露天風呂からの景色は抜群で、夜に星空を眺め、川のせせらぎに耳を傾けるのも一興。実際浸かってみると美人の湯の名の通り肌がスベスベになります。これは泉質が良質であるため。元湯は夜9時まで開いているので、紀南観光や釣りの帰りに立ち寄るという利用法もあります。
龍神温泉は高野龍神国定公園、日高川沿いに位置する温泉郷。島根県の湯の川温泉、群馬県の川中温泉とならび、日本三美人の湯として有名です。
元湯は、龍神温泉のオーナーで作る(有)龍神温泉元湯が運営する、源泉掛け流しの共同浴場です。お湯も毎日入れ替え、訪れる方に気持ちよく入浴頂いています。泉質は、ナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)で、肌がツルツルとして、しっとり感があります。 効能は、美人の湯で知られていますが、大変良く温まり、特に冷え性、神経痛、肩こり等に効果があると云われています。
元湯の内湯は大勢が一度に入ることができる檜風呂と岩風呂があります。渓流を眺める事ができる露天風呂からの景色は抜群で、夜に星空を眺め、川のせせらぎに耳を傾けるのも一興。実際浸かってみると美人の湯の名の通り肌がスベスベになります。これは泉質が良質であるため。元湯は夜9時まで開いているので、紀南観光や釣りの帰りに立ち寄るという利用法もあります。
道の駅 竜神は龍神温泉に程近い場所にある小さな道の駅。
木彫りのお土産など数少ないながらも、地元の農産物なども販売しています。
奈良県の十津川村にある、人力ロープウェイを「野猿(やえん)」と言います。両岸から川の上に張ったワイヤー吊り下げられた「やかた」に乗り、自たぐり寄せて進みます。
猿が木のつるを伝って行く様子に似ている事からこの名がつけられました。
体験型アクティビティとしても中々味わえないので、十津川村まで来たら、一度体験してみましょう。
十津川村観光協会HP
熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社を合わせて熊野三山といいますが、熊野本宮大社は熊野三山(本宮・速玉・那智各大社)の中心、全国に4700社以上ある熊野神社の総本宮です。また、世界遺産に登録されており、多くの参拝客が訪れます。
詳細は熊野本宮観光協会のHPを参照して、あらゆる情報を事前に仕入れておくと、訪れた際にも凄く有用です。
いくつかのルートがある熊野古道のうち、多くの旅人が歩いたのは、京都から大阪・和歌山を経て田辺に至る紀伊路、そして田辺から山中に分け入り熊野本宮に向かう「中辺路(なかへち)です。
本来は歩いて訪ねたいこれらの古道ですが、中辺路は比較的大きな国道近くも通っているので、道の駅などに車を停めて、小一時間程度の散策にももってこい。
道自体もそれほど荒れているわけではないので、是非歴史ある古道へ脚を踏み入れてみることをお勧めします。
とれとれ市場 南紀白浜はその圧倒的な広さと扱う魚介類の豊富さ、そしてお土産やさん、やフードコートなどが揃った近畿の中でもNo.1と言える市場です。
試乗コーナーだけでも、マグロ、活魚、鮮魚、北海道コーナー+αと多くの魚介類を扱っており、すでにパック詰めされた商品から、その場で注文して捌いてもらうものまで多種多様。今回はお正月前ということで、大きなアンコウを1匹その場で捌いてもらいました。
「とれとれ横丁」と呼ばれる新鮮な魚介類を使用した丼や、麺類・お造り・惣菜・お寿司・海鮮焼などを扱うコーナーでは、昼食で多くのお客さんで賑わっていました。自分で好きな丼やお皿を選んで会計することもできて、こちらもおすすめです。
そして和歌山の様々なお土産が揃う、「お土産コーナー」。若者に人気のスイーツから、伝統的なお菓子や和菓子含めて多くの取扱があります。ここでは渋くも紀州の「梅干し」をゲットしました!
南紀白浜に来た際には、絶対に立ち寄るのを忘れないようにしたいですね。
ネットで評価が高かったので、行ってみました。お店は新しく見えますが、実は歴史的には創業100年で新鮮なしらす料理提供してくれます。
ゆあさ湾セットはしらす丼に暖かいうどんも一緒に楽しめ、価格もリーズナブルだったのでこちらをオーダー。生卵を溶いてご飯にまぶすと、生しらすとワカメなどの海藻類との絶妙なバランスがとっても良かったです。
あっという間に完食で満足な丼メニューでした。
日本三美人の湯として和歌山の龍神温泉は有名なのですが、場所的にも行きづらく、今回家族で初めて訪れました。山間に佇む控え目で落ち着きのある温泉旅館でのんびりと過ごす場所ですね。こちらでは1泊2食付きで夜はメイン料理+バイキングなど美味しいご飯も頂いて満足。
肝心のお風呂は内湯、露天風呂とありますが、泉質は炭酸水素塩泉とのこと。1日の間に何回も温泉に入って、館内でのんびり過ごす1日も中々乙なものでした。
旅館の側には何もありませんが、車では高野龍神スカイライン(ただし冬季は通行止め)で、高野山まで直ぐですし、熊野や白浜にも1時間ぐらいで行けます。目的地に行く立ち寄りの拠点として1泊するのが良いかも知れないですね。
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