The PEAKSラウンド9 鳥取大山 – 『ド変態増し』

The PEAKSラウンド9 鳥取大山

大会名称The PEAKSラウンド9 鳥取大山
会場大山町大山の県営大山第4駐車場
出場クラスド変態増し(189km/5,478m up)、制限時間 (9時間20分)
距離189km

コース紹介

コース
難易度
5/5
走行距離
5/5
ヒルクライム
5/5

走行記録

走行距離196.33km
獲得標高5,246m
平均速度22.9km/h
経過時間09:27:11
 

走行距離、獲得標高、山岳勾配やコースなどによって著者の判断で決定。

距離の目安

  • 星1: >50km
  • 星2: 51-100km
  • 星3: 101-150km
  • 星4: 151-200km
  • 星5: 201km<

獲得標高の目安

  • 星1: >500m
  • 星2: 501-1,000m
  • 星3: 1,001-1,500m
  • 星4: 1,501-2,000m
  • 星5: 2,001m<

リザルト

結果 TIME km/h

Peaksとは?

ありきたりのライドでは満足できない方達向けに、longridefan.comさんが企画したのが「The Peaks」。目的は皆が完走できることではなく、「どんどんリタイアしてください」という山岳をメインとした過酷なコース設定が人気で(その分完走率も低いです)、老若男女問わず多くの参加者を集めているイベントである。ブルベと同じで公道を使って自ら(助け合いなし)が全ての苦難を乗り越えてゴール地点まで帰ってくるというイベントなので、通常のイベントと違ってリタイヤしたから誰かが面倒見てくれる、運んでくれるということはなし。制限時間に間に合わない場合であろうが、リタイヤしようがどのような手段を用いても自分自身で帰ってこないといけない。

前回は栃木県の奥日光で開催され「一般クラス」で完走したので、今回は通常の「一般クラス」から制限時間がより短い「変態増し」、「ド変態増し」という若干参加費がお安くなる3つのカテゴリの「ド変態増し」で参加した。

イベントレポート

Peaks会場近辺

今回の開催場所は鳥取県の大山。前日に飛行機で米子入りして出雲大社、日御碕などポタリングして脚慣らし。前日の受付ではなく、当日受付で会場のある大山町大山の県営大山第4駐車場へレンタカーで到着。既に一般クラスは出走した後での到着なので、出走前の受付については順番待ちもなく完了。

今回の「ド変態増し」クラスへの参加者はおよそ30名程度だろうか。。。出走前に自転車を並べて時間を待つ。

「一般クラス」から1時間40分後の午前7時40分に「ド変態増し」クラスがスタートした。最初から勾配5%程度の上りをこなして「ド変態増し」のみに用意されているSTD1へとダウンヒル。まだまだ序盤なので、STD1に立ち寄ってすぐにダウンヒルしてきた道を今度は登っていくが勾配が結構きつい。9%,10%を超えるので中々進まないが標高差400m程度の上りを越えて、ST1へと向かった。

「ド変態増し」の受付時はガラガラ
大山を中心に東西南北に上って、下って

ST1までは下りなのであっという間に到着。南大山側に位置するこの場所で通過した照明であるカードを受け取って、すぐさまにST2を目指す。ST3までは約30kmあり、標高差は500m程度で地蔵峠を越えていく。勾配は5-7%ぐらいが主なので、比較的楽に走ることが出来た。

ST2ではお店で商品を購入したレシートが証明証になるが、少し行きすぎてしまい上り返す羽目に。休憩も5分程度で下ってきた地蔵峠へ再度上り返す。標高差が800mあるので純粋なヒルクライムになるのだが、平均勾配は5%ぐらいだが所々で10%を超える場所もあるので、脚を溜めるべくインナーローで回していく。「ド変態増し」メンバーで抜きつ、抜かれつしながら30km先のST3を目指す。この途中でエイドステーションがあり、カレーなど充実した食事が提供されていたので、少し立ち寄って休憩を兼ねて早々にST3、その後再度上り返して先へと向かった。

 

途中棚田があり綺麗でした
後半はダンシング駆使じゃないと登れない。。。

ST4に向けて上りを走るが、だいぶと脚も疲れてきて勾配が緩い場所でも結構しんどくなってくる。この辺りになると「ド変態増し」以外の参加者を追い抜いていくことも増えてきて、小集団になったり単独になったりを繰り返して先へと進む。

ST4では休憩なしで即折り返し、ST5へと向かうのだがここで痛恨のミス。実はST5へ向かう際にスタート/ゴール地点がCheck Pointとなっていて、立ち寄らないといけなかったのだが、前を走る選手がそのまま寄らずにST5へ向かったのでそのまま付いて行ってしまった。。。ST5はスタート/ゴール地点から700m程下った場所にあるのだが、実はST5でチェックを受けた際にCPを通っていなかったことが発覚。さすがに上り返してCPで確認を受ける気力も時間もなく、何とも言えない悲壮感でST6を目指すことになることに。。

700mの標高差は既にお疲れの脚にはかなり応えた。。。インナーローでゆっくりと時間をかけて上るのだが、勾配のきつい場所はダンシングじゃないと辛いぐらい筋肉が疲れている状態。そして突然の雨にも降られてCPを忘れた自分の気分そのままだ。。。

幸にして雨はすぐに上がって、再度スタート/ゴール地点にあるCPを越えてST6までダウンヒル。即座に折り返して標高差650m程の上りを最後の気力を振り絞って登る。しかも最後は勾配が9%以上の場所が続きまさしく最後のチャレンジ。無事に制限時間内に完走したものの、CPを通り過ぎたので結果は失格。これだけ苦労したのに非常に残念な結果になってしまった。

延々と上りが続きます。
ゴール後、皆充実してました

ゴール地点では同様にチェックを受け忘れた人も結構いたようだったが、「一般クラス」にしても「変態増し」、「ド変態増し」クラスにしても無事完走した人は皆苦しくもやりきった感で充実した表情だったのが印象的だった。

今回は大きな宿題が残ってしまったが、次回はこのようなミスをせずまた苦しくも楽しいイベントを心待ちにしてリベンジしたい!

 

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