2022年GW前半は九州へ
2022年のGWは九州は福岡までフライトして色々と走ってきました。今まで走ったことの無い地域も多く、充実した旅ライドが出来たので、非常に満足です。今回のGW前半の日程は以下の通りです。移動日もありますが、結構様々な箇所を走ることができました。
- 2022/04/28 東京→福岡→小倉へ移動
- 2022/04/29 門司港レトロライド
- 2022/04/30 ツール・ド・長州藩
- 2022/05/01 博多→壱岐島へ
- 2022/05/01 壱岐島一周ポタリング
- 2022/05/01 壱岐島→博多へ
- 2022/05/02 伊万里〜唐津トレーニングライド
- 2022/05/02 福岡→東京へ移動
コース紹介
旅の記録
壱岐島へ
GW3日目は壱岐島への日帰り旅行です。前日に博多駅近くのホテルへ移動したこともあり、博多港までは自転車で移動します。壱岐島にはフェリー、高速船で行くことができますが今回は九州商船の高速船、ヴィーナスを利用しました。高速船は自転車をそのまま乗せられないので、輪行袋に入れる必要があるので注意しましょう。
博多港に到着した後は、インターネット予約した券を受け取り、ヴィーナス2号へと乗り込みます。自転車は中央部の荷物置き場に置かせてもらいました。座席指定なのですが、往路は船1Fの前側でしたが、壱岐島の郷ノ浦港まではそこまで揺れもなく、快適に1時間の船旅となり、無事に島に到着となりました。
鬼の足跡へ
今回は壱岐島を時計回りに1周するコースを走ります。ネットで色々と検索し、極力島の海岸沿いを走れるルートを真似して準備していざ出発です。今回のルートは距離はそこまで長くは無いのですが、島のアップダウンが多いことから獲得標高は2,,000m近くで結構登ります。とはいえ前日の230kmオーバーライドの翌日なので、割り切ってポタリング気分で走ることにしていました。
郷ノ浦港を出発し、まず向かったのが「鬼の足跡」と呼ばれる景勝地です。この場所に行くのには、海岸沿いの小さな道を走って向かったのですが、とても風情のある小さな道が続いており、アップダウンも多くてそれなりに時間もかかりました。途中では壱岐牛を飼育している場所もあったりと、ポタリングならではで楽しみながら向かいます。
「鬼の足跡」に到着し、自転車を降りて、周囲110mの大穴へと向かいます。地元の子供達が、断崖絶壁を降りて大穴近くまで向かってましたが、今の自分なら間違いなく滑落して大怪我すると思うので、眺めるだけにしておきました。この「鬼の足跡」ですが、日本百名洞にも選ばれており、海岸沿いの絶壁もさることながら、一面の芝生に映える小さな花々がとても綺麗な場所でした。
小牧崎〜猿岩
「鬼の足跡」を後にして、海岸沿いの小さな道を進みます。次の目的地は「小牧崎公園」です。大体15kmぐらいなのですが、50m前後のアップダウンがひたすら続きます。壱岐島に来て思ったのは、上りの距離や獲得標高はそこまで大きくは無いのですが、激坂が多い。。大体10%を超える勾配の坂ばかりでした。
小牧崎公園に到着し、ここも自転車を置いて海の方までは歩いて向かいます。この辺りも青い海をバックにした緑の草原が広がっており、とても綺麗な場所でした。
その後は「猿岩」という猿に似た岩がある場所へと向かいます。この辺りは半島をぐるっと周遊する道路なので、景色も抜群でした。猿岩は思ってたよりも、本当に猿に似ていたのが印象的でした。
壱岐島北部を周る
男嶽神社〜左京鼻
壱岐島1周ポタリングも後半戦に突入です。島の北部から今度は東部の海岸沿いを南下するコースですが、細い路地のような道も多くてやっぱり急勾配の坂道ばかりでした。
そんな中、今回のライドで一番標高が高い海抜150m地点にある「男嶽神社」へと到着します。コース的には元々立ち寄る場所ではなかったのですが、走りながら神社を見つけてかなりキツイ勾配の神社への坂道を登って辿り着きました。
男嶽神社は、明治時代までは山全体が御神体とされ、一般の方の入山が制限された神聖な場所だったそうです。ちなみに御神体は男性の性器で境内には石猿群と呼ばれる多くの石猿が奉納されています。
男嶽神社からは壱岐芦辺風力発電所の巨大な風車を超えて、魚釣崎灯台、そして壱岐島のもう一つの玄関口である芦辺港を超えて島の東部に位置する「左京鼻」へ。
「左京鼻」は東海岸に位置する八幡半島のほぼ先端にあり、壱岐を代表する景勝地のひとつです。断崖絶壁が約1km程続いており、圧巻の光景を生み出しています。
壱岐島1周達成
左京鼻を超えて、更に南下をしていくと海の中にポツンと内海湾に浮かぶ小島が見えます。この小島には小島神社がありパワースポットとしても有名です。この神社への参道は干潮時に現れ、陸側と繋がり渡ることができます。満潮になると参道は海の下に沈んでしまうので渡ることが出来ない珍しい神社です。
小島神社を後にし、後は島の南部を海沿いに走るのみです。壱岐空港を超え、リアス式海岸沿いのアップダウンを幾度も超えてようやくと郷ノ浦港へと到着しました。今回は距離が短く時間的には余裕だろうと思ってたのですが、何だかんだとゆっくり走って、途中で色々と寄り道したので帰りの高速船の出港時刻までにそれほど余裕がなかったです。
輪行袋に自転車を入れて準備をし、郷ノ浦港でお土産を購入するも、博多までの移動の間に補給食代わりに全部食べてしまいました。壱岐島へ今回は日帰りでの旅となりましたが、高速船を使えば十分1日で周れる島で見どころも多かったので、また訪れたいと思います。
コース上の見どころ
鬼の足跡(牧崎公園内)
所在地:〒811-5154 長崎県壱岐市郷ノ浦町渡良東触1796 番地
HP: 壱岐観光ナビ
2013年には、日本百名洞に選ばれている景勝地。周囲110mの大穴は長い年月をかけて風や波の侵食によってできた景観です。
猿岩
所在地:〒811-5103 長崎県壱岐市郷ノ浦町新田触870番地
HP: 壱岐観光ナビ
黒崎半島の先端にある猿の形をした岩。見た目も本当に猿なので一目で分かります。こちらの岩は高さ45mのもあり、岩越に見える美しい夕陽の絶景も人気のようです。
壱岐イルカパーク&リゾート
所在地:〒811-5512 長崎県壱岐市勝本町東触2668番地3
営業時間:9:30~17:30
休業日:基本年中無休
料金:大人1,000円
HP: 公式HP
イルカたちを間近で観察したり、ふれあいを楽しんだりすることができます。また公園内にはBBQができる施設、カフェやゲストハウスなども備えており、イルカとの触れ合い以外にも楽しめる場所です。
男嶽神社
所在地:〒811-5466 長崎県壱岐市芦辺町箱崎本村触1678
HP: 公式HP
敷地内には御祭神にちなんだ200体を超える石猿がずらりと並んで奉納されています。また御神体の岩はコンパスの針が正常に動かないという不思議な磁力が確認できる注目のパワースポットとしても有名です。近くにある女嶽神社と合わせて両方を参拝すると良縁に恵まれるとのことで、カップルなどにも人気の神社です。
小島神社
所在地:〒811-5315 長崎県壱岐市芦辺町諸吉二亦触1969
HP: 壱岐観光ナビ
満潮の時は海に浮かぶ島にある小島神社。干潮時の前後、数時間だけ海から参道が現れて歩いて参拝することができます。こちらも神秘のパワースポットとして人気のある壱岐の観光地です。今回は運良く干潮時に訪れることができたので、島へと続く参道も見ることができました。
Restaurant, Cafe, Meals
お食事処 海神(わたつみ)
所在地:〒811-5501 長崎県壱岐市勝本町勝本浦201
電話番号:0920-42-2345
営業時間:11:00~16:00
定休日:不定休
HP: 公式HP
海神グループの深山水産が郷ノ浦・勝本両漁協から直接仕入れた新鮮な鮮魚を提供する和食レストラン。ここは何といってもうにを使った丼、定食がオススメですが、それ以外にも海鮮丼や刺身定食などもあります。一品料理では何といってもいかしゅうまいがオススメ。併設するわたつみ物産店では地元のお酒やいかしゅうまいなども購入可能です。
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