2022 NISEKO CLASSIC

3年ぶりに開催されたニセコクラシックに参加してきました。この大会はUCIグランフォンドワールドシリーズの予選会にもなっており、年齢別で上位20%以内に入れば本大会への参加資格を得ることができます。過去はずっと参加資格を得て、海外のレースに参加してきましたが、今年はどうなるでしょうか?練習不足も含めてレースを走れる体ではない中での挑戦となりました。

大会情報

大会名称2022 NISEKO CLASSIC
会場ニセコ グラン・ヒラフ会場
出場クラスUGFWS 45~49歳
距離150km グランフォンド

リザルト

RANK TIME +TOP(M:S) km/h
18
4:25’26”
34’26”
32.43km/h

プロローグ

前日は試走
羊蹄山はまだ雪が残ってました。

大会前々日の金曜日の深夜にニセコ入りし、翌日は少しだけコースの試走をしてきました。ニセコクラシックは上りが多いレースで個人的にはツール・ド・おきなわよりもキツイというのが本音です。受付を済ませて、大会に出る仲間と合流、夜はジンギスカンで翌日のレースに備えます。

3年経ったので、年齢区分が45-49歳になりました。コロナの影響もあるので、申し込み人数に対し、実際に出走した人数は70人と少な目です。スタートまでは他県を含めてレースなどで今までお会いした方といろいろお話して楽しいひと時を過ごします。今年のレースは純粋にレースできる体ではないので、まぁ頑張れるところまで頑張るという感じです。

レース当日の天気は雨が上がった直後でしたが、ホテルからは幻想的な景色が広がります。ホテルの朝食時間は間に合わないので、前日にテイクアウトボックスを頼んでいたので、そちらで朝食をもらって、会場までは車で移動し、会場で友人達と合流して自転車を置いてレース開始を待ちました。

今回自分が参加するクラスはオヤジクラスですが強豪選手がやたらと多い。。。毎回思うのですがオヤジ世代のレベルが高くて中々大変です。そんなこんなで時間が過ぎていき、若手世代がスタートしていよいよと自分達のレーススタートとなりました。

幻想的な朝焼け
レース前は自転車を並べておしゃべりタイム

レースレポート

スタート〜パノラマラインまで

レースがスタートしてまずはゆっくりと隊列を組んでリアルスタートするまでローリングです。いきなり誰かがボトルを落としたようで、乗り上げるところでしたが前の方の声がけで何とか回避できました。リアルスタートになり、先頭付近まで上がりたかったのですが、中々の混雑振りで自分が行きたかった場所まで行けずに、先頭からは結構離れた中盤ぐらいで序盤の坂に差し掛かります。

序盤なのに既に脚が重い。。。というかパワーを見てると明らかに今の自分にはオーバーペース。。集団の後ろに何とかしがみつきながら走っていたのだけれど、いくつかの登りで千切れてしまった。ニセコクラシックには初年度の大会を除いて全て参加してるけれど、序盤の坂で千切れたのは初めてだった。。。ともあれ、千切れたメンツで集団を形成して後は遅れたもの同士でのレース開始。

主にはRXの方が声がけしてペースメークしながら進んでいき、超高速のダウンヒル、その後のアップダウンも超えてパノラマラインの上りへと入ります。

パノラマライン〜三段坂まで

パノラマラインに入ると集団のペースは少し抑え気味。自分はまだ余力があるものの、ここで飛び出すと結局一人旅で後からバテて吸収されるのは分かりきっているので、数人の飛び出しは無視して周りと談笑しながら登る。途中で後ろから追いついた集団と合流して20人以上の大きな集団になり、KOM地点を通過し長いダウン昼区間へと入る。

ダウンヒルに入ると前に出れる選手とそうでない選手で明らかに別れてしまう。フォームもあるのだろうが、皆が速いわけでもないのでバラバラとしながらも蘭越町の平坦区間へと入った。ここからはローテーションしながら進みたいのだが、中々上手く回らない。途中でスキップする人、急に上げる人、逆に前に出るもスピードが維持できずに下がる人など様々だった。ここでもRXの選手が声がけとさながらの自転車クリニックでローテーションのやり方をレクチャしながら先へと進みます。

蘭越町の海沿い地点で折り返し、風向きが逆になるので少し向かい風だが、集団なのでそれほど辛くはない。とはいえあまり無理したくないので、この辺では前には行かずに集団中盤ぐらいで休みながら走る。その後、今回新設されたコースに入るがちょっとしたアップダウンで集団がバラけることもなく勝負所の三段坂へと突入。

三段坂〜ゴール

三段坂に入ると集団は早速と崩壊。速度差がある選手は放置し、脚が合って牽く選手に何とかしがみついて我慢の10km延々と坂を登ります。ある程度の強度で登ったのもあり、集団は完全崩壊で残っているのは5人程。そのまま下って、3段目の上りへ入り我慢のペースで走っているといつの間にか先頭で後ろが付いてきていないので、そのまま一人でエスケープしました。

残り距離は14km程ですが、上った後の下りで単独で飛ばして集団との差を広げます。そうこうしていると意外に同じカテゴリの選手で脚が終わった選手を数人抜くことに成功。それなりに踏めているので、何となくLT走をしている感覚。そのまま我慢でアップダウンをこなしていよいよゴールへと向けての坂へ突入します。結果的には誰にも追いつかれずに単独エスケープして無事のゴールすることができました。

結果は18位と納得がいく順位では無かったですが、最初に千切れた割には意外と巻き返したかなというのが率直な感想。

レース後は友人達と歓談して写真など撮って解散。残念ながら上位20%には入れずに初めてチャンピオンシップへの出場権を逃しましたが、どのみちコロナで海外レースには行けそうにないので、あまり悔しくもありませんでした。

一旦ホテルでお風呂に入り、千歳空港へ戻って夜のフライトで羽田へと帰着しニセコクラシックは無事終了です。来年はまた上位20%以内に入れるよう頑張ろう。

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