コース紹介
旅の記録
神威岬は以前も来たことがありますが、その時はあまり天気にも恵まれておらず、今回はそれなりの天候だったので、岬の先端に聳える灯台の景色も良かったです。神威岬は今でこそ誰でも訪れることができる場所ですが、女人禁制の門が残っている通り、昔は女人禁制の地であった場所です。チャレンカの小道を通れば海に突き出た岬の尾根を通っている小道を進み、先端にある灯台まで行くことができますが、さすがにロードバイクのビンディングシューズで行くこともできず、断念しました。
神威岬を後にして次は積丹岬を目指します。この辺りはウニが有名なので、至る所にウニ丼を提供する食堂があるのですが、昼前にも関わらず、すでに並んでいる人達が目につきました。さすがにウニ丼のために1-2時間も待っていると、今日のルートだと日が暮れてから到着してしまうので、空いている場所があれば入ろうという感じでした。
そうこうしているうちに無事に積丹岬へ到着します。ここには「日本の渚百選」のひとつである島武意海岸があり、断崖絶壁が続くなか唯一波打ち際まで下りられるスポットになっています。駐車場までは急な斜面を登って到着しますが、そこからは海は見えません。山を貫く暗いトンネルを抜けると目の前に、島武意海岸が現れます。景観も中々で写真撮影スポットとしても良い場所でした。
その後、駐車場近くにあった「お食事処 鱗晃」には昼時ではあるものの、そこまで客がいなかったのでこちらで食事をすることに。頼んだのはもちろん、積丹といえばウニなので、”生ウニ丼”を頂きました。ここでは現金しか使えなかったので、手持ちが少なくてかなり危なかったです。
お腹も満たされて出発しようとすると、店員の方に声をかけられました。今から神威岬、それとも余市のどちらの方へ行くかと問われたので、余市の方と答えると、朝にクマの目撃情報があったようで、気をつけるようにと教えて頂きました。そういえば、駐車場から進む道もクマの目撃情報があり通行止めになっていました。北海道ではクマに遭遇したことはないですが、本州の熊と違って大きいので怖いですね。。。といっても進むしかないので、クマが出没することも想定しながらの出発です。
積丹岬を後にし、向かうは余市です。黄金岬などの景勝地はパスして国道229号線へと再び合流して海岸沿いを進みます。距離にすると40km少しですが適度なアップダウンもあります。交通量が少し多くはありましたが無事に到着。道の駅 「スペース・アップルよいち」で少し休憩していると、何やら無料体験コーナーがあったので、入ってみます。目の錯覚で感覚がおかしくなるようなところを通るだけなのですが、結構皆楽しんでいました。今回は購入していないのですが、この道の駅は日本人初の宇宙飛行士 毛利 衛さんの業績を紹介しており、宇宙食が手に入れることもできる貴重な場所でもあります。後、余市には「ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所」もあり、見学ツアーなどもあるので時間がある時にはぜひ訪れてみたいですね。
余市を後にして、後はニセコまで戻るだけです。国道5号線を走って稲穂峠を越え、倶知安、比羅夫を越えて無事に帰ってきました。200kmオーバー、獲得標高も3,000m近くのEPIC Rideになりましたが、充実したコースとライドで満足な1日となりました。
Restaurant, Cafe, Meals
お食事処 鱗晃
所在地:〒046-0327 北海道積丹郡積丹町大字入舸町209-9
電話番号:0135-45-6651
営業時間:6月~8月 8:00~17:00、それ以外:9:00~16:00
定休日:火曜日
HP: 公式HP
積丹半島、島武意海岸の目の前にある食事処。名物のウニ丼はもちろん、海鮮系の食事も充実しています。
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