山形県庄内地方に降り立ち、鶴岡市内のホテルを拠点に2日間の自転車ライドを楽しんできました。
初日は鶴岡から北上し、酒田、鳥海山、そして秋田県の由利本荘まで行って今度は一路新庄へ。最上川沿いに走って鶴岡に戻ってくるという250kmオーバーの超ロングライド。出発時から天気はあまり思わしくなく、どんよりとした雲に覆われて先を急ぐ。30分ほどで酒田市に到着して、早速山井倉庫へ行って見学。ここでは補給がてらにご当地のお菓子を購入して一路鳥海山を目指す。
鳥海山手前にある、道の駅鳥海ふらっとで2度目の休憩。こちらの道の駅では、新鮮な牡蠣をその場で開いて提供してくれる。そして串焼きにされたカレイ焼が香ばしい匂いを漂わせており、食欲をそそるので両方ゲット。どちらもほっぺが落ちるような美味しさだった。
道の駅を出発し、直ぐに鳥海山へのヒルクライム開始。鳥海山へのルートは鳥海ブルーライン。今回は山形県遊佐側からの登頂だったのだが、雨の影響で全くもって景色も周りも何も見えない。ひたすらとヒルクライムしていつの間にか頂上に到着するもやっぱり景色は何も見えず。そのまま素通りで秋田側へとダウンヒルして初鳥海山のヒルクライムはただ登っただけで終わってしまった。
ダウンヒルの後に、秋田県の由利本荘へと向かう。ようやくと天気も持ち直して少し晴れ間も出てきたが、すでに自転車は汚れ、ジャージも濡れて結構辛かった。喉かな鳥海山麓を軽快に走って再度山形県に入り新庄へ。ここから国道を南下するだけだと面白く無いので、少し外れた道に入ってひたすらとペダルを回す。
最上川は舟下りができることでも有名だが、最上川には夕方になってようやくと到着し、日も暮れ始める前だった。大きな川の流れを見つつ、暗くなり始めた道を進んで鶴岡を目指す。夜になり、ライトを照らしてのライドとなったが、久々の250km超えは応えた。
今回は鶴岡市にあるスーパーホテルに宿泊したのだが、清潔で温泉もあるので居心地は良かった。
翌日は朝から朝食ホテルで頂くもはコロナの影響で弁当。昨日と違って、今回は出羽三山である羽黒山、月山そして湯殿山方面へ。
まずは最寄りの羽黒山へと向かう。途中で大きな鳥居を潜り、上り基調な道を進むと羽黒山参拝の入り口に到着。ここから徒歩で少しばかり散策開始。石畳の長い階段はクリートのついたシューズでは中々滑って怖いし大変だったが、大きな杉の木に囲まれた厳格な雰囲気は心地良かった。国宝五重塔や爺杉などを見学後に来た道を戻り、今度は月山を目指す。
月山に向かう途中、ひまわり畑があってこちらで暫く休憩かつひまわりとその向こうに見える日本海の景色を楽しむ。その後は月山8合目までヒルクライム。距離もそこそこあったが、勾配も結構キツかった。そして一番の敵は濃霧。この日は晴れてはいたのだが、山上の方は濃霧で5m先も見えない状況。車もライトを照らしているものの、自転車が走っているとは思わなないだろうから、事故にあわないかひやひやして何とか登頂。8合目も深い霧に覆われており、昨日の鳥海山に続いて月山でも景色を全く楽しむことができなかった。。。
月山を後にして向かうは湯殿山方面。途中までは国道112号戦を走って進めるのだが、途中で自転車は走れずに旧出羽街道である六十里越街道を走ることに。国道なら直ぐなのだろうが、峠越えの山道なので結構登る、曲がる。道も狭くてかなり大回りをするイメージ。勾配はきつい区間もあるが、全体的にはまぁまぁ普通ぐらい。湯殿山神社へと続く道路を横断し最高地点を越えると後は月山湖へのダウンヒル。いくら国道が通れないとはいえ、この周り道は距離も上りも相当なものでした。。。
月山湖へ到着後は折り返して再度六十里越街道を上り、途中の道の駅月山に併設されている蕎麦屋で昼食。昨日の疲れもあり、後は流してホテルまで帰りクタクタなので爆睡となりました。。。
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