初挑戦! The PEAKSラウンド8 奥日光

The PEAKSラウンド8 奥日光

大会名称The PEAKSラウンド8奥日光
会場奥日光湯本温泉
出場クラス一般クラス(合計走行距離193km/獲得標高5,121mのコースを12.5時間以内に走破)
距離193km

コース紹介

コース
難易度
5/5
走行距離
5/5
ヒルクライム
5/5

走行記録

走行距離192.90km
獲得標高4,802m
平均速度22.6km/h
経過時間10:02:37
 

走行距離、獲得標高、山岳勾配やコースなどによって著者の判断で決定。

距離の目安

  • 星1: >50km
  • 星2: 51-100km
  • 星3: 101-150km
  • 星4: 151-200km
  • 星5: 201km<

獲得標高の目安

  • 星1: >500m
  • 星2: 501-1,000m
  • 星3: 1,001-1,500m
  • 星4: 1,501-2,000m
  • 星5: 2,001m<

リザルト

結果 TIME km/h
完走
10:02:37
22.6 km/h

Peaksとは?

ありきたりのライドでは満足できない方達向けに、longridefan.comさんが企画したのが「The Peaks」。目的は皆が完走できることではなく、「どんどんリタイアしてください」という山岳をメインとした過酷なコース設定が人気で(その分完走率も低いです)、老若男女問わず多くの参加者を集めているイベントである。ブルベと同じで公道を使って自ら(助け合いなし)が全ての苦難を乗り越えてゴール地点まで帰ってくるというイベントなので、通常のイベントと違ってリタイヤしたから誰かが面倒見てくれる、運んでくれるということはなし。制限時間に間に合わない場合であろうが、リタイヤしようがどのような手段を用いても自分自身で帰ってこないといけない。

前からPeaksのことは知ってはいたものの、参加したことはなし。今回は栃木県の奥日光で開催されるとのことで、初めて参加を決意した。参加には通常の「一般クラス」から制限時間がより短い「変態増し」、「ド変態まし」という若干参加費がお安くなる3つのカテゴリがあるが、今回は初挑戦ということもあり、「一般クラス」で参加した。

イベントレポート

大会前日午後に現地へとレンタカーで移動。今回はスタート/ゴール地点まで歩いても行ける「おおるり山荘」へ宿泊。宿に到着後すぐにThe Peaksの受付を済ませます。今回の宿は一泊2食付きだったのだけど、朝は早い時間にイベントが始まるのでキャンセルに。支払いは現金のみで、ここで現金を使い果たし、最寄りのATMまで1時間近くかけて往復するなど久しぶりに現金の必要性も感じました。。。WIFIが繋がらないという点以外は部屋も温泉も満足な宿でした。この山荘には他にも多くの参加者が泊まっていたので、少しイベントのことや集合時間など初参加の自分にとって有益な情報なども教えてもらいました。

翌朝、お風呂があまりにも良いので4時起きで朝風呂。検車が5:15分から始まると聞いて、慌てて準備して会場へと向かいます。今回のコースも長くてかなり登るので、久しぶりに前日は完全レストで炭水化物系の食事をたんまりと2日前から頂いて山を登るのにお腹は膨れてきついというよくわからない状態に(笑)

 

検車も無事終わり、密にならないようスタート時間を調整して自分は赤のリストバンドで5:50分ぐらいに出発。最初は6kmのヒルクライムで金精峠(1,840m)までの登り。最初は元気なので頑張りがちになりますが、先は長いのでペース配分を守りながら。峠の上には残雪もあり、寒くてウインドブレーカーを来て一気に22km下った先にあるステッカーポイント(以降ST)へ。無事にステッカーとエイドで補給をたんまり頂いて、下ってきた道を今度は登り返します。

 

距離は22kmと長いので淡々とマイペースで登り、スタート/ゴール地点へと戻ってきます。ここが最初のチェクポイントだったので、無事にチェックを終えてまたエイドで補給。今回は「豚汁」があったので、早速と頂きました。ペース的にも山で抜かした選手がエイドで追いついて、自分より休憩が短いのでまた後で追いつく的なことを繰り返しつつ、山王峠へと向かいます。

 

 

戦場ヶ原から山王峠への登りは斜度もそれほどキツくなく、距離もまぁ10km程度なので軽く走れるかと思いきや、電話がかかってきてヒルクライム途中に無念の停止。気を取り直して登り切りました。その後は一気に30km近く下るのですが、山王峠からの下りは道が荒れているところも多く、カーブも多数でゆっくりと。すると途中で右手に黒い生物が走っているのを発見。「たぬき」かなと思いきや、近くまできてよくみると「熊」でびっくり。それほど大きくなかったので、子熊だと思いますが生まれて初めて熊と遭遇しました。下りだったから良かったですが、登りだったらどうなってたんだろう。。。。

ST2を目指して進み、無事に到着してエイドがないので次のAS(エイドステーション)へと向かいます。AS3ではカレーなど食事も充実しており、トイレ休憩含めて30分ぐらいいたかも。。。重い腰を上げて次の六方沢展望台へと21kmの登坂を開始します。こちらも斜度はそこまでキツくはないけど長い。。マイペースで走って牧場地帯を抜けて50分程度かけて無事に到着。すぐさまダウンヒルしてST3へと向かいます。

 

ST3でステッカーをもらってからは、同じ道を登り返すのですが、斜度が結構キツくて平均勾配7.8%、場所によっては10%とかも多かった。一気に下って先程のAS3へ到着してまた補給とトイレ。残り距離も少なく、まだ時間的にも余裕があったのでその後もマイペースで走るものの、この辺りになると人もほとんどおらず単独走行でした。そしてラスボスな山王峠へと差し掛かります。下ってくる時も長いと感じていたのですから、登るのはもっと長い。しかも斜度も結構あるし道も荒れているので。。。 何人か先行する選手をパスして、1時間半近くかけてAS3から頂上へと到着。脚をためて走っていたとはいえ、それなりにお疲れ状態になってました。山王峠から下った後は残り5km程度で最後の登りをゆっくりとこなして無事に午後4時前ぐらいに完走できました。

イベント終了後は近くのホテルで温泉に入ってまったり。その後はお仕事もあり、車で2時間ほど会議をこなして自宅へと帰ってきました。初Peaksでしたがライドの距離含めて自分向きなものでした。次回は鳥取の大山で開催されますが、実は日光の前に申し込みをしていて、しかも「ド変態」にしていたので今回のイベントでの完走時間などから何とかなることが分かったので、ポジティブにイベントに参加できそうです。

 

Accommodation

おおるり山荘

奥日光にあるこちらの山荘のメインはやっぱり温泉。硫化水素温泉で濁りのあるお湯はとても良いです。

食事も付いてリーズナブルな料金で泊まれるのもお得。バイキング形式なので好きなものを食べれますが、種類はそれほど多くはないです。

おおるり山荘
所在地:〒321-1662 栃木県日光市湯元2519
TEL:0288-62-2700
HP:https://www.ohruri.com/yumoto_ohrurisansou

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