久しぶりの佐渡ロングライド
ロードバイクで一緒に走る友達から声をかけてもらい、2022年度の佐渡ロングライドへ参加することになりました。この大会は新潟県お佐渡島を1周するというロングライドイベントなのですが、振り返ると2014年にも参加したことがあるので、およそ8年ぶりの参加となりました。当時はその時に走っていた自転車仲間とレンタカーを借りて佐渡島までフェリーで移動、初めて210kmという距離を走るメンバーのフォローをしながら写真を撮って走った記憶が蘇ります。コロナの影響で中止になっていた年もありますが、久しぶりのレースではないイベントということもあり満喫してきました。
今回はオフィシャルツアーに申し込んでの参加でフェリーと宿泊がセットになっているので、まずは新潟まで新幹線輪行で移動します。そこで友達と待ち合わせしており、一緒に新潟港へ移動、フェリーに乗って佐渡島の両津港へと向かいました。両津港に着いた後は予約していたレンタカーを借りて、受付会場まで移動します。コロナ渦の中での開催のため、自転車整備完了の紙やPCR検査での陰性証明などを提出して無事に受付が完了しました。少しばかりブースで物色をした後は、ホテルにチェックインして翌日の準備を少しばかり行います。
朝、夕が付いているので夕食と共に友人と早速アルコール補給です。イベントなので楽しんで走るのが一番ですし、ホテルでの食事やお酒も楽しみの1つなのでここぞとばかりに楽しみます。
コース紹介
イベントレポート
スタート〜相川AS
イベント当日の天気はどんよりとした曇り空。スタート地点に到着後は自分達のスタートまで待機し、スタート地点まで歩いて移動していきます。前のグループがスタートして、いよいよ自分達の番ですが、今回は友人とある程度のペースで走り、全てのエイドステーションに寄ろうと話をしていました。
スタート後から、ある程度のペース?で走りますがかなりのハイペースで前に出たグループ等をどんどんと追い抜いて進みます。途中では海岸沿いに見える景色を見ながらも友達とローテーションして走る&追い風もあってあっという間に相川ASに到着しました。
相川ASにはそば、スープなどの補給食が置いてあり、早速とお楽しみタイムということで、全ての補給食を頂きます。このまま走れば間違いなく摂取カロリーの方が消費カロリーよりも多そうですが、ここはイベントライドなので気にしません。
トイレに行ってから、次の入崎SSを目指します。
相川AS〜入崎SS
入崎SS〜弾崎AS
入崎SSから弾崎ASまでの区間は、佐渡ロングライドの中でも一番の難所です。ちょっとしたアップダウンの道を進んでいくと目の前に「跳坂」と呼ばれるつづら折れの坂道が現れます。
勾配もそこそこあるので、参加者は皆思い思いのペースで登っていきます。坂の途中には五段の滝もあり、来た道を振り返ると絶景が広がるので1番のフォトスポットでもあります。この坂では何度か停車して沢山写真を撮りました。
跳坂を越えると、外海府海岸、そして大野亀という景勝地へと向かっていきます。海岸沿いの風景もかなり変化に富んでいるのと、大野亀に向かう道路は海から隆起した壁の間を道が通っているので迫力があります。大野亀を越えるとちょっとした坂道なのでダンシングで上りきり、その後下って弾崎ASへ到着。
このエイドステーションでは沢山の子供達もお手伝いしていて、大きな声で「お疲れ様ー」と声をかけてもらって元気が出ました。バッチリ補給もしていよいよ両津BSへ向けて出発です。
弾崎AS〜両津BS
佐渡島の東海岸沿いのちょっとしたアップダウンを友人と一緒に走りますが、風向きは向かい風に変わります。引き続きローテーションをしながら走りますが、地味に足もお疲れ気味でした。風景についてもイマイチ変わり映えせず、一気に写真を撮る頻度が激減します。
結局両津BSまではタイムトライアルみたいな感じで淡々と走ることになりました。両津BSに着いた時にサイコンを確認すると、平均時速が31km/hを超えていることが判明。確かにそこそこのペースでと言って走りましたが、かなりのハイペースでお弁当の時間なのに、まだ朝の9時という状況に。。。
両津BSではいただいたお弁当を食べて、友人と後半戦は少しペースを落として走ろうと話をしての出発となりました。
両津BS〜多田AS
両津BSから次の多田ASまでは35km程の距離ですが、ここに来て向かい風がかなり強くなってきました。島の南部の方は北部と違って集落や漁港なども多いので、若干ですが交通量も増えます。
安全走行しながらも、向かい風なので結局そこそこ踏んで走ることになり、多田ASに到着しました。
多田AS〜小木AS
多田ASではそこまで補給といっても目新しいものも無かったので、頂けるものは頂いて、トイレ休憩をしてから出発します。この頃は自分達の前後に走っている参加者もほとんどおらず、本当に友人とのふたり旅な状態。イベントというよりは練習会のような感じで次の小木ASに到着です。
小木AS〜素浜AS
小木ASでちょっと補給した後は、佐渡島の最南端地点を通過します。ここからはまた出発地点となる佐和田に向けて北上を開始しますが、この辺りからまたそれなりのアップダウンが始まります。
佐渡島は東海岸がアップダウンが少ない平坦な場所が多いイメージですが、西海岸はその代わりに結構なアップダウンがある気がします。
沢崎鼻灯台へと続く上りを終え、勾配が9%を越えるような坂もあり、150m程の上りも終えて南西部の海岸沿いを走って最後のエイドステーションとなる素浜ASに到着しました。ここでは先行しているライダーの方がいたので少し話をし、せっかくなのでゴールまでご一緒しましょうということで一緒に走ることになります。
素浜AS〜ゴール
素浜ASを後にしてゴールまでは23km程です。エイドステーション直後に国道坂という勾配5%程度の坂があるので、ペースで上ります。エイドで沢山補給したおかげもあり、脚の方は疲れてはいますが、まだまだ走れる感じです。
その後は下って登ってとフルーツ坂という最後のそこそこの上りを無事に終え、ローテーションしながらゴールを目指しました。
北部へ向かう際は、追い風基調になったのもあり、ライド自体は快適でしたが、交通量も増えたので車には気をつけないといけない状況です。民家やお店も増えて街らしい景色もちらほらです。
最後は一緒に走った3人で無事にゴールラインを走り抜けて今回のライドは無事に走り切ることが出来ました。天気が悪かったのもあり、特に後半は立ち寄ることなく走ったのですが、朝5時45分ぐらいに出発したので、結局昼の2時にはゴールしてしまいました。
会場ではコロナの影響もあってそこまで残ってみるものもなく、ホテルに戻りお風呂に入ってまずは一休みします。今回は月曜日を有休消化にしていたので、もう1泊佐渡に宿泊し、月曜日の夕方のフェリーで帰ることになっています。
夕食まで時間もあるので、夕食後に飲んで食べるための買い出しに出掛けて色々と日本酒などを買って晩酌の準備は万端です。ホテルで夕食を堪能した後は、部屋飲みで酔っ払うまでお菓子とお酒を頂きました。
この記事へのコメントはありません。