鳥取の名峰大山と 隠岐諸島を巡る
2002年11月に、鳥取の大山と島根の隠岐諸島へ、島旅ライドに行ってきました。初めての隠岐の島はとても魅力的で素晴らしい場所でしたが、ハプニングもあって思い出深い旅になった今回の旅ライドです。
隠岐諸島 西ノ島へ
島根県松江市から北に60km程の場所に隠岐諸島があります。約180の島と4つの有人島があります。隠岐諸島は島後と島前(どうぜん)とエリアが大きく2つに分かれており、西ノ島、中ノ島、知夫里島が島前、そして隠岐の島が島後のエリアに区別されます。隠岐諸島へのアクセスは鳥取県境港、島根県七類港からのフェリーまたは高速船、大阪伊丹か島根出雲空港からの航空便があります。今回は鳥取県米子しから自走で七類港へ向かい、フェリーで西ノ島へと向かいました。ちなみに隠岐諸島に関する情報や島へ船でアクセスする際には、以下のサイトを是非ご確認ください。
今回は朝9:30七類港発の”フェリーくにが”で西ノ島は別府港へと向かいます。2時間半程度の船旅ですが、往路は特等室(洋室)でプライベート&優雅な船旅に。朝から自走したのもあり、船の中で寝たかったという理由もありますが。。。。
フェリーは知夫村の来居港を経由して西ノ島の別府港へ到着。ここから、まずは宿まで自走で向かいました。今回の宿は”リゾ隠岐ロザージュ”という景色の良い海沿いのホテルをチョイス。別府港からは6kmほどなのですが、実は丘を越えて向かう必要もあり荷物を担いでの移動は少し疲れました。
ホテルのチェックイン時間がまだであったこともあり、荷物を預けて早速と西ノ島の島ライドへと出発します。
見どころいっぱいの西ノ島
西ノ島は人口は約2,600人で、島前と呼ばれる島々の中では一番大きな島です。インターネットで見た絶景でも指折りの景色が楽しめる場所として、今回の旅では絶対に外せないスポットでした。特に有名なのが国賀海岸の摩天崖(まてんがい)、鬼舞展望台からの絶景や放牧されている馬は外せないスポットです。島自体はそれほど大きくないのですが、自転車で走るには距離が短いのにかなり登りが多いということ。山と海なので当然ですが、急勾配の坂が多いのでゆっくり景色を楽しんで走りましょう。今回自分が走ったコースは以下の通りです。
コース紹介
展望スポット”鬼舞展望所”へ
まず目指したのが、西ノ島南西に位置する”鬼舞展望所”です。この展望所に向かうには、鬼舞スカイラインと呼ばれる尾根を走る道を通って向かいますが、まずは勾配9%超の登りが出迎えてくれました。。。最初は山の中とうい感じで、木々に囲まれた道を進みます。スカイラインが尾根沿いを走るようになると、山肌もはだけて牧草地が広がって景色も良くなります。
注意したいのが、道沿いにある大きなわだち。かなりの幅があるので、自転車で乗って越えるのは難しく、万が一ハマってしまうと落車や自転車の破損など重大な事故につながるので、ここは素直に自転車を降りて渡りましょう。
鬼舞展望所は車の停めれる駐車場から、歩いて小山を登る必要があります。ロードバイクのビンディングシューズでも登れなくはないですが、可能であれば違う靴などを持っていくことをお勧めします。ちなみに自分はこういう時にバックポケットに収納できる薄手の足袋のようなSkineersというソックスシューズを愛用しています。
鬼舞展望所からは島前に属する島々や内海、そして日本海を見渡すことができますが、まさに絶景でこの景色を見るためだけに訪れることも自分なら苦にもなりません。
次に向かうは”赤尾展望所”
鬼舞展望所から向かったのが、国賀海岸の南側の突き出した半島にある赤尾展望所。
この場所からは、遠くに摩天崖・通天橋・天上界・国賀浜を一望することができるので晴れているなら絶景が見ることができます。この日は、夕暮れ時に訪れたことと、暑い雲の合間から光が注がれる絶景を見ることができました。
最後は”国賀海岸展望台”
最後は”国賀海岸展望台”へ。この展望台から国賀海岸や日本海の雄大な景色を見ることができました。
日も暮れ始めて少し暗い中で到着したので、写真自体も暗めですが、西ノ島の展望スポットは全て訪れる価値があると感じます。
Accomodation
リゾ隠岐ロザージュ
所在地:〒684-0303 島根県隠岐郡西ノ島町美田940
電話番号:08514-6-1000
HP: 公式HP
西ノ島の別府港から6kmぐらい離れた場所にあるホテル。目の前が海で部屋からも絶景が見れるのでリラックスして過ごすことができます。近くに食事をするような場所はないので、ホテルでの夕食、朝食が基本になると思います。
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