鳥取の名峰大山と 隠岐諸島を巡る
2002年11月に、鳥取の大山と島根の隠岐諸島へ、島旅ライドに行ってきました。初めての隠岐の島はとても魅力的で素晴らしい場所でしたが、ハプニングもあって思い出深い旅になった今回の旅ライドです。
西ノ島の絶景、摩天崖へ
3日目は西ノ島で一番とも評される絶景ポイント、摩天崖へのライドです。といってもホテルからそのまま摩天崖へ行くと距離も短いので、島内の道をぐるっと周遊しながら向かうことにしました。
コース紹介
出発してから、名もなき道を進んでニグ展望へと向かいます。最初は舗装された小道というレベルだったのですが、途中からは崖崩れや木々が倒れて普通だと走らないレベルの道の荒れようというか通行止めレベルです。
自身が標識を見落とした可能性もあるのですが、土砂崩れ地帯は自転車を降りて横断し、何とかニグ展望地点に到着するも、展望台的な場所は見当たらず。。。よく分からないまま、林道を下って船引大橋へとやってきました。この橋は日本海の外海と島前の内海を結ぶ小さい運河です。
この後は、いよいよ摩天崖へと向けて怪しい小道を進んでいきます。
最初の壁は勾配10%オーバーのヒルクライム。距離的には1km少しですが、平均勾配が10%超なので、ところどころ16%とかかなりきつい区間があったと思います。
やっとのことで登りきると、今度はまた下って摩天崖に向けて3km少しの登りです。平均勾配も7%以上で、250m近く登りました。
摩天崖は駐車場から少し歩いていく必要がありますが、馬が放牧されており、慣れているのか近くまで寄ってきます。とても可愛い。。。
実際に摩天崖を見下ろせる場所まで来ますが、流石の絶景です。眼下に広がる素晴らしい景色をしばらく眺めますが、250m以上の断崖絶壁は迫力がありました。
壇鏡の滝とまさかの極寒恐怖のライド
隠岐島に到着後、早速とホテルにチェックインしたかったのですが、時間が早くてここでも荷物を預かってもらい、ちょっと島を走ることにしました。コースは事前に準備していて、50km少しのライドなのでそこまで負担にもならない距離です。メインは壇鏡の滝とし、出発です。
コース紹介
隠岐島の西郷港を出発し、まずは空港方面へと南下して海岸ぞいを時計回りに進むことにしました。
少しのアップダウンもある中で、”屋那の松原の舟小屋群”へとやってきます。ここには、約20棟ほど残された舟小屋がありますが、結構傷んでいるので今はほとんど使われていないようです。
”屋那の松原の舟小屋群”を後にして、10km少し走り壇鏡の滝を目指します。海沿いの道から内陸部へと向かうので250mぐらいのプチヒルクライムでした。
壇鏡の滝は大きな鳥居のある場所から少し歩いて向かう必要があります。少し雨が降ってきていた天気もあるのですが、木々に囲まれた道を進むと滝が見えてきました。
滝近くには小さな社があって、とても神聖な雰囲気がする場所です。滝の落差がどれぐらいあるかは分かりませんが、景勝地としては訪れるべき場所だと思いました。
壇鏡の滝を後にして、西郷港へと向かう際に山の中を貫く林道を走ったのですが、朝の西ノ島と同様にここも結構タフでした。まず路面が荒れていて落ち葉などで道路が見えない状況に。雨も降り出し、かつ夕暮れとあってだんだんと真っ暗な中走らないといけなくなりました。
一番怖かったのがパンクなのですが、何とか無事に悪路地点を抜けます。今度は予定していた道路が通行止めなどで、違う道路を走りますが、携帯の電波も入らず、コースも外れたので後は道任せです。
何とか麓の大きな道路まで帰ってくることができ、その後は西郷港まで一直線。雨に濡れたのもありますが、一番応えたのが体の冷え。ブルブルと震えるほどで結構辛かったです。
何とか西郷港に帰ってきて、ホテルで鍵と荷物をもらって街中にある別館というかアパートみたいな一室にようやくと入り、暖かいシャワーで何とか生き返りました。夜は港近くの食事処で天麩羅をいただき、何とか復活しましたが長い1日になりました。。。
Accomodation
HIto_Naka 港町
所在地:〒685-0015 島根県隠岐郡隠岐の島町港町指向8
電話番号:0120-313-397
HP: 公式HP
Hito_Nakaは、隠岐プラザホテル系列のゲストハウスです。できてまもなかったこともあり、室内はとても綺麗でした。素泊まりで自分で料理したり食べに行く方でコストを抑えたい人にはお勧めです。
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