2024 NISEKO CLASSIC

UCI Grand Fondo World Championshipの予選大会でもあるニセコクラシックに今年も参加してきました。本当はこの大会に向けて、体も絞って色々と準備をしたかったのですが、GW中に交通事故に遭って暫くは自転車に乗れず、大会自体への参加もできないと思ってました。事故から3週間ほど経ってローラーを開始して少しは落ちた体力を取り戻そうとしましたが、到底間に合うわけでも無く。自転車もパーツの取り寄せもあり、戻ってきたのがレース4日前だったので、ある意味実走復帰がレースという状況なので無理しないのはなおさらです。幸いにも昨年度インドネシアのバタム島で世界大会への切符はゲットしていたこともあり、今回は割り切って楽しむことにしました。

大会情報

大会名称2024 NISEKO CLASSIC
会場ニセコ グラン・ヒラフ会場
出場クラスUGFWS 45~49歳
距離150km グランフォンド

リザルト

RANK TIME +TOP(M:S) km/h
18
4:23’14”
36’55”
33.32km/h

プロローグ

羊蹄山
晩御飯は岩内で寿司

金曜日の仕事後に千歳経由でニセコ入り。ホテルに着いたのが、深夜の0時前でさっさと就寝。土曜日は朝からリハビリライドで羊蹄山を1周のんびりと走ってきました。今後の旅ライドで投入予定のInsta360 X4の試し撮りもしたのですが、中々面白い動画が撮れました。

一度ホテルに戻ってからは、一緒のクラスで走る練習仲間と会場で待ち合わせして受付完了。その後、知り合いともだべって夜は岩内町まで寿司を食べにいくことに。

当初予定していたお店は予約がないと入れなかったので、支店の方に連絡するとOKとのことで、午後4時半から美味しいお寿司を堪能し、近くにある道の駅で少しお土産を購入します。翌日も早いので解散し、明日走るパノラマラインを超えてホテルに戻って夜9時前には就寝しました。

レースレポート

レース当日、天気は曇りで午後からは雨予報でした。ホテルを出発して駐車場に着いたのが5時ぐらいだったので、整列の際には前から2列目に自転車を置くことが出来ました。後はレース開始まで知り合いと話をして時間を潰します。

今回のレースはコースの一部が変更になったので、これまでとは逆走するようなコースレイアウトで登りの獲得標高、距離含めて若干減った形です。試走はしていないですが、今回はガチでは走れないのでまぁ大丈夫でしょう。

レースが開始され、いつものように前のクラスと合流してリアルスタートとなりますが、いつもとは違う位置でリアルスタートしたようで今回は全然分かりませんでした。

一昨年は最初の坂から心拍が上がりまくって死にそう、昨年は何とか無事に付いていけてパノラマライン途中で先頭集団から離脱しましたが、今年は最初の坂は無事に先頭集団だったのですが、長い下り前の坂で自ら見送ってペースで走ることに。やはり実走が久しぶりなので、腿の付け根あたりが張ってペダリングに結構影響が出たので・・・・無理しなかったお陰で心拍もオールアウトすることなく、ある程度余裕を持って走れたと思います。一番スピードの出る下りでは80km/h少しだったので、集団効果が無い中では、まぁまぁでした。この辺りでいつもの練習仲間と一緒になり、そこからは同じ集団で走ることに。

パノラマライン手前までは小集団で走り、パノラマラインに入った後は、登りが少し強い選手の後ろを何とか粘って走ります。この集団は基本的には千切れ集団なので、先頭集団ほどの力は無いので自分にとっては千切れるほどの負荷でもなく、KOM地点の前には前の小集団に追いつきました。その後は、無事にパノラマラインを経て最初の補給地点で水を受け取ることに成功。そこからは長いダウンヒルの始まりですが、ここで少し集団がバラけた感じはありますが、大体10名前後のパックが出来ました。

蘭越に向けて平地と少しのアップダウンがありますが、この辺りは追い風もあって、そこそこのペースで進みます。ローテーションも声を掛け合うわけでも無いのに、意外と機能してローテに入らないような選手がいなかったのも幸いでした。順番にローテに入る、飛ばす人が少ないこともあり、先頭集団ではない中ではかなり機能した気がします。

蘭越は海まで到達すると今度は逆にニセコ方面へと向かうのですが、強烈な追い風だったので今度は強烈な向かい風の中を走る羽目に。ローテは機能しますが、選手によっては強い向かい風で逆に先頭に出ると速度が落ちてしまうケースもあったので、その時には周りが短めで交代していた記憶があります。また、同年代のカテゴリの選手も多かったので、ある意味皆さん頑張るけど、そこまで無理しない大人世代だったのも良い意味でローテや走りに影響したのかも。。

さて、平地区間が終わったあとは400m近く登るに新見の登りへと入ります。補給所で無事にスポーツドリンクをゲットしたのですが、少し前から遅れてしまい踏んで追いついた後は、登りの強い練習仲間が早速と前を引き始めます。切れるほどのペースでは無いものの、4倍弱ぐらいで踏んでいたとのことなので、それぐらいのペースでまさにいつも関東で一緒に走っている感じでしたが、後ろを見ると10数人いた集団が自分を合わせて4名のみになってました。

主には練習仲間が前を引き、時々他の2名が先頭に出る感じで自分は結構ツキイチでした。長い登りを経てからの下りや少しある平地は逆に自分が少し引けるように頑張りました。その後は何度か短い登りもある中で、自身のパワーを振り絞って4名から脱落しないように頑張ります。全員のレベルも似たようなものだったので、非常に機能して遅れてくる選手も追い越して最後のゴール前まで来ることが出来ました。

2名の選手はカテゴリが違うこともあり、最後の坂で皆バラバラになり、練習仲間と自分は一緒にゴール地点まで走ってここまで頑張ってくれた練習仲間が先にゴールして自分が直後にゴール。

ゴール後に一緒に走った4名で「とても楽しかった」と話をして充実したレースを終えることが出来ました。やはり集団に知り合いがいると実力も知っているので安心して走れるのと、最後までメンタルも持つのが良いですね。去年より10分ほどタイムは落としていますが、事故後実走2日目なので、まぁ次第点でしょう。

その後自身の順位を確認すると18位でした。もっと前に人がいると思ってましたが、最後に何人か同じカテゴリの選手も抜いたので、ラッキーでしたね。逆にあのまま集団でまったりしていたら、もっと遅かったですし。。練習仲間も無事に世界大会への切符をゲットできたので、成果としては大万歳です。

もう一人の練習仲間がゴールした後、少し話をしてから車に戻って帰りの準備をしますが、ちょうど雨が降ってきたのでレース中に降られずにラッキーでした。

エピローグ

今年も無事にUCIメダルをもらえました
らーめん店AFURIでニセコ価格を体験
きのこ王国にお立ち寄り

レース後、一度温泉に行った練習仲間達と別れて自分はホテルに戻ってチェックアウトし、再度合流します。昼ごはんを食べに行こうと目的地であるレストランに行くも営業しておらず、時間も昼の2時前だったので、UCIのメダルをもらいに再度会場へ。昔は丸型だったメダルは今は四角になっていて、こちらの方が良い感じですね。

その後は近くのラーメン店で昼食でしたが、店は海外の方ばかりでした。そしてラーメンは関東の1.5倍ほどする価格で「これがニセコ価格」と改めて実感することに。(ラーメン自体は美味しかったです)

昼食後、皆と別れて自分は空港へと向かいます。今回は途中できのこ王国によって、きのこ汁と椎茸を頂きました。結構な土砂降りの中、空港に到着したのがかなり早かったこともあり、搭乗予定の飛行機を1本前に変更してもらってから、空港で色々と物色しました。何度も来ているので珍しいものはないのですが、千歳空港は時間を潰すのには店も多くて便利です。

そして早く帰るために変更した飛行機が遅れて、出発が当初乗る予定だった飛行機よりも遅くなるという始末。。羽田に到着する際には交通機関が動いていないので、ANAから精算用の封筒などを受け取っていたので、タクシー乗り場に行くとそこは長蛇の列でとても乗れる雰囲気ではなかったです。おそらく1-2時間は待たないといけなさそうだったのと、配車アプリでも全然抑えられず、一度国際線ターミナルに移動してタクシーを捕まえようと思い移動したら、こちらもカオスでした。。。結局配車アプリでなんとかタクシーをゲットしたのが、深夜1時半すぎ、家に帰ったのが2時すぎととんでもない目に遭いました。。。。これは次回からの教訓にしないとかなり痛いですね。。。

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