旅ライド 見どころと絶景満載の飛騨地方
近江〜郡上八幡〜飛騨〜富山へ
旅のスケジュール
コース紹介
1日目は午後から実家のある滋賀県から岐阜の日帰り温泉(仮眠のため)へ移動。本番は2日目で岐阜から飛騨地方を縦断して金沢へ抜けるルート(変更で富山になる)。
旅の記録
Day1 近江から美濃へ
湖岸道路経由で琵琶湖、関ヶ原を超えて美濃へ
湖岸道路を経由して岐阜まで移動
初日はライドというよりは、翌日の飛騨地方を縦断するための移動。滋賀県はビワイチで有名だが、そのコースでもある湖岸道路沿いに沿って琵琶湖を眺めながら北上。距離が短いのも何なので、交通量も多く、混雑する8号線、21号線を避けたというのが正しい。
一度長浜市まで出て、東へと移動。国道265号線まで出たら、後は岐阜まで進むのみのライドだった。
宿泊というか明日に備えて、岐阜市にある日帰り温泉「喜多の湯」が深夜2時まで温泉が利用できるので、こちらで到着後から温泉でゆっくりし&仮眠んして翌日のロングライドに備える。
追記:喜多の湯の営業時間は深夜0時までに変更になっている模様
Day2 超絶 飛騨縦断ライド
郡上八幡、下呂温泉、飛騨高山を巡り富山へ
郡上八幡〜下呂へ
深夜3時前に出発し、まずは60km先の郡上八幡を目指す。
岐阜市内を抜けてまだ日も登らない中、長良川に沿って走る国道156号線を走り、丁度夜が明けた頃に到着。まだ店も空いてなく、本当は郡上八幡の古い街並みも見たかったが、先も長いので先に進むことに。ここからは下呂温泉を目指し、国道256号線を東へと進むのだが、まずは堀越峠を越えなければならない。
この堀越峠、実は郡上八幡城を見下ろせる峠として有名。車などは路上駐車禁止にしているが、自転車なのでこの素晴らしい景色をじっくりと堪能させてもらう。
堀越峠を過ぎ、そのまま国道256号線を進むとルートで設定していた和良・下呂間が濃飛横断自動車道区間になっており、自転車通行不可で大きく迂回を強いられた。
国道が通れず、県道86号線に10kmほど南下して、飛騨金山に到着。ここから再度国道41号線を北上する。ここからはずっと上り基調なのでペースを抑えながら走ってようやくと下呂温泉に到着。本来なら温泉にでも入りたいところだが、特に観光する場所を直ぐに見つけれず、飛騨高山を目指す。
大好きな飛騨高山
下呂温泉から約50km先の飛騨高山、立ちはだかるのは宮峠。勾配は緩いが、下呂からずっと上りだったので峠を超えて久しぶりの下りが心地よかった。
飛騨高山に着いた後、最初に訪れたのが国指定史跡の高山陣屋。この日は丁度市も出ており、ちょっとした散策を楽しめた。
その後は、古い街並みの残る地区へ行き、徒歩でぐるぐる、自転車でもぐるぐると町を観て回る。観光客も流石に多いが、街並みだけではなく、今も現役の色々なお店、土産物屋などを覗くのも楽しい。ここでは名物の「飛騨牛まん」を補給してお腹も満足。また昭和色を強く残した店などもあり、懐かしさも。
飛騨高山は大好きな町なので、もう少し長く居たかったが、次の目的地白川郷に行くために後ろ髪を引かれながら出発した。
飛騨高山を出発し、次の目的地である白川郷を目指す。国道360号線を通れば天生峠を超えて行けるので、向かうと何とまさかの冬季閉鎖。。GWだというのに、まだ積雪があり通れないという状況だった。これは大きな誤算で、本来は白川郷を抜けて金沢へ向かう予定だったが、白川郷へ行けないとなると、日本海側に抜けるには国道471号線を通って富山に行くしかない。流石に富山から金沢まで走ると時間的にも厳しいので、最終目的地を富山駅に変更することにした。
ここで知り合いが今富山の親戚の家に来ていることを知っていたので、急遽連絡。待ち合わせ場所を伝説のコンビニ「サンダーバード」として、早速と向かうことにした。
伝説のコンビニ「サンダーバード」
岐阜から富山に抜ける際、楢峠を抜ける必要がある。ここも勾配は緩いのが救いだった。富山に入ると、サンダーバードのある立山方面へと向かう。
立山連峰が見えると、まだ雪がたくさん残っていた。「サンダーバード」へはまた上り。ただ、立山連峰の景色が素晴らしくてライドとしては気持ちの良いものだった。
無事に待ち合わせ時間丁度にサンダーバードに到着。程なく知り合いも到着して、まずはここでしか買えない食べ物を物色。ちなみにこのサンダーバードは知る人ぞ知るコンビニエンスストアで、ジビエ系のおにぎりや手作りで驚くようなサンドイッチなどを売っている有名なお店だ。
サンダーバードで色々と買って外のベンチで補給しながら知り合いと暫く歓談し、一緒に富山駅まで向かうことに。
立山から富山まではずっと下りなので楽ちんだった。時刻は日没間近で事前にインターネットで新幹線と金沢から京都までの特急サンダーバードを予約する。無事に富山駅に到着し、ここで知り合いともお別れ。急な誘いにも関わらず、お付き合いしてもらって感謝でした。
長いライドはこれで終了。輪行バッグに自転車を積み込み、まずは金沢まで新幹線で移動。あっという間に到着し、在来線の特急サンダーバードへと乗り換える。流石に疲れもあったけど、列車で蒲鉾をおかずにハイボールで飲みながら無事夜の10時前に帰宅できた。
色々と予定が狂って遠回りしたり、コース変更もあり距離としては280kmを越える超ロングライドになったが大満足の1日となった。
コース上の見どころ
郡上八幡城
所在地:〒501-4214 岐阜県郡上市八幡町柳町 一の平659
開館時間:9:00~17:00(3~5月、9~10月)、8:00~18:00(6~8月)
9:00~16:30(11~2月)
休館日:12月20日~1月10日
入場料:大人(高校生以上)320円、小人(小・中学生)150円
HP:http://castle.gujohachiman.com/
日本最古の木造再建城。朝靄のある際に堀越峠から見ると、霧の中に浮かぶ城が幻想的で有名です。
下呂温泉
所在地: 岐阜県下呂市
観光協会HP:https://www.gero-spa.com/
下呂温泉は兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉と並ぶ「日本三名泉」のひとつ。数多くの温泉旅館、ホテルがあるので、旅の途中で立ち寄るまたは温泉を目的にゆっくりしたいところです。
高山陣屋
所在地:〒506-0012 岐阜県高山市八軒町1-5
開館時間:8:45~17:00(3~10月)、8:45~16:30(11~2月)
休館日:12月29日〜1月3日
入場料:大人440円、高校生以下無料
HP:https://jinya.gifu.jp/
日本で唯一主要建物が現存する代官・郡代所跡がこの高山陣屋です。館内の見学以外にも朝市などが催されたりと高山市に来た際には訪れたい場所の一つです。
飛騨高山古い町並 三町伝統的建造物群保存地区
所在地:〒506-0000 岐阜県高山市上一之町
HP:https://www.hidatakayama.or.jp/watch/furuimachinami/
上町、下町の三筋の町並みを合わせて「古い町並」と呼ばれ、国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。町屋やのれんのかかった老舗などが並び、散策するだけで楽しめる場所です。
Restaurant, Cafe, Meals
飛騨牛まん本舗
所在地:岐阜県高山市上二之町53
開館時間:9:00~16:00(平日)、9:00~17:00(土日祭日)
定休日:水曜日
飛騨牛がぎっしり詰まった飛騨牛まんがとても美味しい。小腹が減った時などにも持ってこいです。
立山サンダーバード
所在地:〒930-1377 富山県中新川郡立山町横江6−1
営業時間:5:00〜20:00
HP: Facebook Page
伝説のコンビニとも称される立山サンダーバード。ここでしか買えない手作りのおにぎりやサンドイッチ、なぜか地方のご当地食品まで。カップ麺も東西両方売ってたりと近くまできたら、必ず立ち寄りたい記念物級のスポットです。
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