玄界灘スペシャル(伊万里〜松浦〜唐津)
最近九州のライドにハマっているのだが、特に福岡は利便性含めてとても便利だと思う。
何より飛行機の便数も多く、比較的リーズナブルにチケットも入手可能、そして金曜日の業後に移動できてしまうので、有給などを取得せずとも土日をフルで走ることができる点も美味しい。
今回福岡を中心として走るのは2回目だが、前回走ったコースも大変魅力的だったのだが、前回は走れなかった長崎県の松浦からローカルなフェリーを利用して鷹島、東松浦半島をぐるっと回りたかったので佐賀市、佐世保方面には向かわずに伊万里を経由して長崎県松浦市へと向かうルートをRide with GPSで作成する。一番のポイントはフェリーなのだが、ローカルなフェリーだけあって意外に本数が少ない。時計回り、反時計回りそれぞれの時間帯を調べて一番良い方法を検討した結果、松浦の御厨港を10時発のフェリーに乗れば船唐津港には10時38分着となり、福岡を朝早く出発して10時前に100km離れた御厨港に着くことでスケジュールを組む。
朝4時半、出発地点近くまでレンタカーで移動して、駐車場に停めて自転車を準備しコンビニで補給食を買って早速と走り出す。信号も少ないのでグロスでも平均25km/hはいけるだろうと企んで出発したのだが、この時間はまだ夜明け前で真っ暗。街灯もないのでヘッドライトだけが頼りだが、こんな時のための1200ルーメンヘッドライトである。フルパワーだとバッテリがすぐになくなるが、300-400ルーメンだと10時間以上は持つので重いのはしょうがないが安全第一なライトを武器に三瀬峠をえっちらと登り出す。体が重いのでスピードは出ないし、平日の疲れもあってマイペースで登るのだが、ここの峠は意外と勾配がキツい。。。10%は余裕で超えてくるのでかなり時間がかかるのだが、何とか無事にクリア。そして前回とは違って、広域能動である「北天グリーンロード」を伊万里へと向けて走り出す。近くには嘉瀬川副ダムなどもあり、丁度朝日が登るところで幻想的な景色が広がった。小休止を挟んで伊万里へと走るのだが、結構なアップダウンがあり、思ったよりもペースが上がらない。それでも序盤の登り区間を終えて一気にダウンヒルに突入してからは、伊万里へ到着するまでに時間はそれほど掛からなかった。
途中で補給するにしても、ずっと山の中を走っていたのでコンビニなどもなかったので、結局は伊万里にあるセブンイレブンまでは無補給状態で。時間を見ると松浦までの距離、走行時間を考えるとかなり余裕があったので、気軽に海岸沿いのライドを楽しんで進む。道の駅松浦海のふるさと館で休憩し、用を足しているとフェリーまでの時間が意外に無いことに気づいて、急いで御厨港へ向かう。チケット買って小さなフェリーに乗り込み、道の駅で買ってきたお弁当を頂きながら、30分少しの船旅を楽しんだ。到着した船唐津港からは唐津方面へと向かうのだが、今度は道の駅 鷹ら島にすぐに到着してしまう。ここも海の幸が美味しそうな道の駅だったので、店内にある食堂で特製のマグロ丼を頂いた。
その後は唐津に向かうか、前回は行けなかった波戸岬へ行くかを考えて時間的に余裕があったので、波戸岬へ。前回立ち寄った場所は基本スルーしたのだが、波戸岬はかなり大きな公園でびっくり。自転車でも奥の方まで行けるので、充分に満喫できた。波戸岬を後にして福岡へと走り出すのだが、今回は最後糸島半島をぐるっとまわることに。実は糸島半島は初めて訪れるのだが、走ってびっくり、異国情緒あふれるような店が沢山あるし、お洒落なカフェやレストラン、何よりも若者がたくさんいて活気が溢れていた。それこそハワイかどっかの海沿いを走っている感じだったのだが、結構風も強くて難儀しながらも無事にライドは完走。距離にして230km近くだったので、中々のロングライドである。ただ信号も少なくて走りやすいし、景色も良いしライドしていて本当に楽しい場所である。
夜はせっかくなので、もつ鍋を頂いて楽しい福岡ライドを今回も満喫できました。
コース紹介
コース上の見どころ
御厨〜船唐津(鷹島汽船)
松浦市から青島、鷹島、黒島などを結ぶフェリー。本数も少なく、フェリー会社のHPも無いのでかなりローカルな感じですが、市民の移動の脚として今も使われています。
今回は御厨〜船唐津間での船旅を楽しみましたが、途中で青島に立ち寄ったりしても30分程度、しかも自転車をそのまま持ち込んでの運賃が700円台とリーズナブルでした。逆ルートもありですが、このフェリーを利用するルートは乗船時間をうまく調整しないと活用できないので、興味のある人は松浦市のHPにある時刻表などをチェックして時間までには到着しているようにしましょう。
糸島半島
糸島半島は玄界灘に突き出た半島で福岡市からも近く、とても人気のある場所です。北部と西部には景勝地が広がりますが、大通り沿いにはお洒落なカフェが数多くあったりと、まるで海外にいるような雰囲気を味わえる場所です。インスタ映えするような場所も多く、老若男女多くの人が休日には訪れていますが、自転車で半島を周る場合、上りもなく距離的にも長くないのでサイクリング含めてお勧めです。
糸島に行く場合、事前に観光協会のHPを参照していくことをお勧めします。
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