2022 島旅 in 鹿児島 – 屋久島 Day1

屋久島 念願の初上陸

昔から一度は行ってみたいと思っていた屋久島。2月の連休を利用して遂に行くことができました。過去にもチャレンジしようと思ったのですが、コロナ感染などの影響もあり、キャンセル等実現が中々できなかったのですが、遂に今回行くことができました。スケジュールとしては3泊4日で初日と最終日は移動がメインです。

旅のスケジュール

2月10日

羽田から鹿児島へフライト。その後鹿児島市内のホテルで1泊。

2月11日

鹿児島から屋久島へ高速船で移動。その後は民宿にチェックインして早速屋久島1周ライドへ

2月12日

朝から再度屋久島1周ライドへ。午後は種子島へ高速船で移動し、種子島のホテルにチェックイン

2月13日

朝から種子島ライド。夕方高速船で鹿児島へ移動後、空港近くのホテルにチェックイン

2月14日

朝の便で鹿児島から羽田へフライト。自宅に到着後はお仕事開始!

遂にやってきたぞ!屋久島

飛行機から見えた霧島連山

2月10日、屋久島へ行くために羽田から鹿児島へフライトし、バスで鹿児島市内へと移動。その後は毎回お世話になっている、「ドーミーイン鹿児島」へチェックインし、お気に入りの夜鳴きそばを頂き、翌朝の移動へと備えます。仕事が終わってからの移動でもあるので、少しお疲れ気味でした。

翌日は朝7時45分発の高速船で屋久島へと向かいます。今回はインターネットで予約を完了していたので、無事に切符売り場で受け取り完了し、高速船トッピーへと乗り込みます。屋久島までは高速船で約2時間の船旅ですが、揺れもほとんどなく快適でした。

出発前に日の出と桜島
待機する高速船

屋久島に着いた後は、早速今回宿泊する屋久島の民宿 宇美河(うみかわ)へ。チェックインには時間があるので、ここで荷物を預かってもらい、早速屋久島1周ライドへと出かけました。

コース紹介

Day 1 - 屋久島をぐるっと1周(反時計回り)

コース

走行距離、獲得標高、山岳勾配やコースなどによって著者の判断で決定。

距離の目安

  • 星1: >50km
  • 星2: 51-100km
  • 星3: 101-150km
  • 星4: 151-200km
  • 星5: 201km<

獲得標高の目安

  • 星1: >500m
  • 星2: 501-1,000m
  • 星3: 1,001-1,500m
  • 星4: 1,501-2,000m
  • 星5: 2,001m<

走行記録

走行距離127.51km
獲得標高2,434m
平均速度23.1km/h
経過時間5:58:04
ルートのダウンロード
難易度
4/5
走行距離
3/5
ヒルクライム
5/5

旅の記録

屋久島を反時計回りに1周

屋久島の宮之浦港から徒歩でも5分近くの宿に荷物を預けて早速屋久島を反時計回りに周ることに。屋久島西部にある西部林道は街灯もなく、道も狭いと聞いており夕暮れ時に走ることになれば結構危険と聞いていたか、早めに早目に周ってしまおうという魂胆でした。ということで早速ライドへと出かけます。

放し飼いの鶏たち

いきなりのアップダウンで早速島の洗礼を浴びますが、今回スタートして早速出会ったのが、放し飼いの鶏でした。。道路に飛び出てきたので気づきましたが、脇には何匹もの鶏が。。。人に慣れているのか特に逃げる事もなく縦横無尽に歩いてました。

東シナ海展望所からの眺め

そして辿り着いたのが、「東シナ海展望所」。名前の通り、ここからは東シナ海とそこに浮かぶ口永良部島を眺めることができます。また夕暮れ時には夕陽がとても綺麗だそうです。

東シナ海展望所
永田いなか浜

「東シナ海展望所」を後に進むと島の西部を南下し始めます。程なくして永田いなか浜に到着。ここは日本一のウミガメの産卵地として有名な浜です。訪れた時期は産卵シーズンでは無かったのですが、5月から7月の産卵シーズンはアオウミガメやアカウミガメが上陸して卵を産むので、孵化までのシーズン、夜間は浜への立ち入りが制限されているそうです。

次にやってきたのが屋久島灯台。こちらの灯台は屋久島の西端にあるあり、いかにも灯台という灯台でした。写真では門が閉まっていますが、横に人が歩いて入れる場所があるので、灯台近くまで歩いて行くことができます。

西部林道にいたヤクシカ
ヤクシマザル

屋久島灯台を過ぎると、いよいよ西部林道へと突入します。西部林道は屋久島灯台から大川の滝周辺までの約17kmでそれなりのアップダウンのある道なのですが、林道という事もあり道は狭いところが多いです。

そして何よりもヤクシマザル、ヤクシカが我が物顔で至る所にいるので、車、自転車ともに通行には最新の注意が必要です。人に慣れているので、あまり近くによっても逃げなかったですね。

西部林道を抜けると、日本の滝100選でもある「大川の滝」です。こちらの滝は結構壮大で、年間でもよく雨が降るという屋久島だけあって、水量もそこそこありました。

平内海中温泉

大川の滝を過ぎるとアップダウンはあるものの集落も出てくるので久しぶりに人の気配がする場所に来たと感じました。島の南部には「平内海中温泉」という海の中に湧き出る温泉があります。今回は行った時期が2月という事もあり、さすがに入る気にはなりませんでしたが、もう少し暖かい時期なら是非入ってみたいですね。ちなみに男女別となっているようですが、壁を隔てているだけなので、実質混浴みたいなものだそうです。

島の南部を東へと進むと屋久島のもう1つの港である安房港近辺に到着します。島を1周するだけなら、このままぐるっと走れば良いのですがそれでは色気がないので、ヤクスギランドまでヒルクライムすることにしました。

ちなみにヤクスギランドまでは意外と上ります。獲得標高も900mオーバーである意味本格的なヒルクライム×1本という感じでした。勾配もかなりキツイ箇所もあったのですが、眼下には屋久島の海、そして険しい山々も見ることができました。ちなみに到着したヤクスギランドはトレッキング等の拠点になる場所のようで、ここ自体に何かがあるという場所ではありませんでした。。。。。

ヤクスギランドまでのHCを終えてからは元来た道を戻って、いよいよ宮之浦港まで一気に駆け抜けます。安房港からは距離にして20km程なので、1時間もせずに到着し、無事に屋久島1週完了です。

今回の宿泊場所は素泊まりなので、自転車を置いてシャワーを浴び、コインランドリーで洗濯をしてから食事へと向かいます。そこまで店が空いていなかったのもあるのですが、屋久島では定番な「お食事処 潮騒」でご当地グルメなトビウオを丸々揚げた「飛魚唐揚げ定食」を頂きました。トビウオの羽(というかヒレ)までパリパリで食べれました。

食事後は宿に戻り、明日に備えて就寝です。(翌日に続く)

コース上の見どころ

東シナ海展望所
所在地:〒891-4203 鹿児島県熊毛郡屋久島町一湊
HP: 屋久島町HP

東シナ海を望む展望所。晴れていれば口永良部島、黒島などの島々も良く見え、夕暮れ時は夕陽が綺麗な展望所。

永田いなか浜
所在地: 〒891-4201 鹿児島県熊毛郡屋久島町永田
HP: 屋久島町HP

ウミガメの産卵地として有名な浜。産卵シーズン、孵化シーズンとなる夏は浜への立ち入り禁止もあるので注意が必要です。

西部林道
所在地:〒891-4201 鹿児島県熊毛郡屋久島町永田
HP: 屋久島町HP

屋久島灯台と大川の滝を結ぶ林道。道も細くアップダウンが多いのですが、何よりやクシマザル、ヤクシカが多数生息しているので、通行には最新の注意が必要です。

大川の滝
所在地:〒891-4409 鹿児島県熊毛郡屋久島町栗生
HP: 屋久島町HP

日本の滝100選でもあり、落差88メートルの断崖を流れ落ちる景色は壮観です。滝壺近くにも行くことができます。

平内海中温泉
所在地:〒891-4406 鹿児島県熊毛郡屋久島町平内
HP: 屋久島町HP

海の中に湧き出る温泉で、1日2回の干潮時の前後約2時間だけ入浴できる珍しい温泉とのこと。入れる機会は中々ない珍しい温泉です。

ヤクスギランド
所在地: 〒891-4311 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房0
HP: 屋久島レクリエーションの森

標高1000~1300mに広がる自然休養林で、ヤクスギの森を散策できる5つのコースがあります。

Restaurant, Cafe, Meals

お食事処 潮騒
所在地:〒891-4205 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦305−3
電話番号:0997-42-2721
営業時間:11:30~14:00、17:30~22:00
定休日:木曜日

対馬で有名な「かすまき」老舗のお店。ここで買える「小まき」はかす巻きを小さく切って食べやすいし美味しいです。他にも最中などもあり、お土産として買って帰りたいですね。

Accommodation

民宿 宇美河

宮之浦港からも程近いゲストハウス。目の前にショッピングセンターがあるので、買い物にも便利です。値段も良心的でWIFI、洗濯機などもあるので自転車乗りとしては利便性のある宿です。

民宿 宇美河
所在地:〒891-4205 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦1199−26
TEL: 0997-42-0373
HP:Facebook

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