大館から巡る 十和田八幡平国立公園 Part1
秋田県の大館から十和田八幡平国立公園を中心に土日で走ってきました。土曜日は、小坂鉄道レールパークを経由して、十和田湖、そして奥入瀬渓流の自然を楽しみ、その後は八甲田山へのヒルクライム、そして酸ヶ湯温泉を経由して国道7号線経由で大館まで戻ってくるルートです。
何度か走ったことのある箇所も多いのですが、この辺りを走るのであれば、大館を拠点にするのはとても良かったと感じました。
コース紹介
大館市のホテルから出発し、まずは秋田犬会館を経て県道2号線で小坂市を目指します。ちょっとしたアップダウンもありましたが、交通量も少なくて走りやすい道でした。
今回の最初の目的地は「小坂鉄道レールパーク」。(旧)小坂鉄道の線路と設備を利用した公園内にはSLなどが展示されていたり、レールバイクの乗車体験もできます。
「小坂鉄道レールパーク」から伸びる”明治百年通り”には、明治時代を思わせる重要文化財がいくつも残っています。その中には、明治の芝居小屋であった”康楽館”や小坂鉱山事務所などがあります。
小坂市を後にして、今度は鹿角市へと南下し、ここからは、国道103号線で十和田湖を目指します。
大湯を経て、十和田湖まではヒルクライム。発荷峠まで約500m程登ります。このルートは逆側から走ることも多いですが、そこまで前半は勾配もキツくありません。(MAX 10%ぐらい)
この日は雲が多かったので、発荷峠で十和田湖を眺めたのですが、結構どんよりでした。その後は十和田湖畔へと下って、奥入瀬方面へと走ります。
奥入瀬は何度来ても本当に良い場所だと思います。美し自然が素晴らしいのですが、この日は少し雨模様だったのもあり、逆に渓流や滝が新緑に映えたのもあり、良い雰囲気でした。
奥入瀬に入ってからは下り基調なのですが、観光客も多いので、交通量は多め。ハイキングしている人も多いので、ロードバイクで走る際は少し気をつける必要がありますね。
この日は、奥入瀬をだった場所にある”渓流の駅おいらせ”で小休止。少し補給もして、そこから今回一番のヒルクライムである八甲田山へと向かいます。
国道103号線で八甲田山の傘松峠まで約800m程のヒルクライムです。勾配は所々急な場所もあるのですが、平均すると6%いかないぐらいです。今回は蔦沼には寄らずに一気に峠まで走りました。
季節によってもこのコースは特色が変わりますが、これまでに走った中では紅葉している秋が一番良かったですね。
傘松峠を越えて、地獄沼に立ち寄ってからは酸ヶ湯温泉へと下り、ここでは美味しい味噌田楽を補給してから黒石方面へと下ります。
いつもは通り過ぎる、”城ヶ倉大橋”で写真撮影をしてから、国道102号線との合流地点まで楽しいダウンヒルでした。そこからは、以前にも走ったことのある102号線を南下して虹の湖方面へと走ります。
道の駅 虹の湖で小休止して、途中で国道454線へと入ります。以前は国道102号線を走ってそのまま十和田湖へと向かったのですが、今回の国道454線は山間を抜けて国道7号線へと繋がるルートです。
その後は、国道7号線で大館まで走ります。途中で道の駅などにも寄って、無事に完走です。
ホテルで着替えて小休止後は、大館の街に夕食を食べに出かけました。秋田といえば「比内地鶏」がとても有名なので、こちらが有名なお食事処で美味しい親子丼と焼き鳥、そしてお酒を頂き最後まで満喫した1日になりました。
コース上の見どころ
小坂鉄道レールパーク
所在地:秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山古川20−9
営業時間:9:00~17:00(4月1日~11月23日)
入場料:600円/大人
TEL:0186-25-8890
HP:公式HP
小坂鉄道の線路を自分の力で疾走する「レールバイク」や「観光トロッコ」をはじめ、旧小坂駅舎、列車の展示など身近に鉄道を感じられる施設です。
小坂鉱山事務所
所在地:秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山古館48−2
TEL:0186-29-5522
HP:公式HP
明治期から大正期にかけて鉱産額日本一を誇った小坂町のシンボル的な建物で、近代化産業遺産として認定されています。中にはレストラン「あかしあ亭」もあり、外観美だけではなく、館内も楽しむことができます。
奥入瀬渓流
所在地:青森県十和田市奥瀬奥入瀬 奥入瀬川
HP:十和田湖国立公園協会
十和田湖・子ノ口〜焼山までの約14kmの渓流を奥入瀬渓流と呼んでいます。新緑や紅葉の名所でもありますが、何といっても四季を通じて自然を感じられるのが一番の魅力です。川の流れ、滝などハイキングにはオススメの場所です。
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