1泊2日絶景の信越横断の旅(千曲川〜魚沼〜只見〜福島)
日本の中には行きたいと思っても中々いけない場所がある。これまでにも何度か走りに行きたいと思いながらも行けなかった場所、それが新潟県と福島県境に位置する只見線に沿った辺りである。いわゆる、「秘境」と呼ばる場所で人が簡単に訪れることができない場所。只見線というローカル線自体が既に魅力ある鉄道だったが、東日本大震災の発災と 新潟・福島豪雨による被災で只見線が事実上の運転停止となり、さらに秘境度合いが自分の中では増す存在になっていた。
2019年6月、天気予報をみて遂に只見線のあるこの秘境へと行く決心をする。ただ、そこの場所だけに行くのは勿体無いので今回は長野県上田市まで新幹線輪行し、そこから1泊2日での自転車旅で最後は福島から輪行で戻ってくるという信越横断ライドを決行。
コース紹介
コース上の見どころ
菅平高原
道の駅 花の駅 千曲川
六十里越峠
六十里越は国道252号を新潟県と福島県に通じる峠道。その昔六里(24km)が十倍にも感じたことから六十里という名がついたと言われています。
春には新緑と県境の山桜が美しく、秋には徐々に移ろう紅葉を楽しめドライブにお勧めです。国道252号に並走するように走るJR只見線は車窓から眺める渓谷などの絶景が人気のローカル線でしたが、東日本大震災の発災と 新潟・福島豪雨による被災によって普通となりました。その後の復旧作業によって復活を成し遂げたのですが、未だに被害が特に大きかった会津川口・只見駅間は現在でも不通となっており、バスによる代行輸送が続いています。
秘境と呼ばれる只見線界隈ですが、大迫力の自然と景観美は日本の中でも類を見ないほど美しく、そして忘れ難い風景になること間違いなしです。車でドライブするのももちろん良いですが、自転車でゆっくりとこの景色を味わえるという贅沢な時間は素晴らしいものでした。
大塩天然炭酸場
磐梯山
Restaurant, Cafe, Meals
Accommodation
民宿 治兵衛
自家生産の魚沼のコシヒカリと四季折々の郷土料理、山菜料理を食せる宿ということで宿泊した今回の宿、1泊2食付きで7,500円という破格の値段でした。
玄関を入るとまるで合宿所のように沢山の部屋があります。自分が宿泊した日はどこかの運動部かどっかの保護者達が宿泊していました。ただし、自分の部屋が一番奥で周りに客がいなかったこともあり、静かに過ごすことができたのが幸い。
お風呂なども大きな浴槽で温泉では無いですが、必要最低限という感じ。この旅館の1番は何と言ってもボリュームたっぷりの食事でした。夕食はお代わり自由な魚沼産コシヒカリとトンカツやらメニューも豊富で大満足でしたし、朝食も十分でコスパの良い民宿でした。
帰りは取れたての新米を頂き、これまた嬉しいお土産をもらえてハッピーに。豪華な部屋を望むなら難しいですが、最低限の宿泊に美味しいご飯を食べたいなら、こちらの宿は超お勧めです。
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