初の函館とグルメ満喫な旅

食の都函館 から日帰りライド

渡島半島と亀田半島を周る

コース紹介

今回は函館まで空路で移動してレンタカーで市内移動。翌日から2日間は事前に考えたコースで海岸沿いをメインとした2コースを走ってきました。当初は2日間とも晴れ予報だったのに、残念ながら1日目は雨。本来なら良い景色も微妙な感じで次回の機会になりそうです。

走行距離、獲得標高、山岳勾配やコースなどによって著者の判断で決定。

距離の目安

  • 星1: >50km
  • 星2: 51-100km
  • 星3: 101-150km
  • 星4: 151-200km
  • 星5: 201km<

獲得標高の目安

  • 星1: >500m
  • 星2: 501-1,000m
  • 星3: 1,001-1,500m
  • 星4: 1,501-2,000m
  • 星5: 2,001m<

Day 1 - 渡島半島ロングライド

コース

走行記録

走行距離230.5km
獲得標高1,163m
平均速度29.6km/h
経過時間09:44:38
ルートのダウンロード
難易度
4/5
走行距離
5/5
ヒルクライム
3/5

Day 2 - 亀田半島周遊ライド

コース

走行記録

走行距離132.87km
獲得標高841m
平均速度25.7km/h
経過時間06:15:26
ルートのダウンロード
難易度
2.5/5
走行距離
3/5
ヒルクライム
2/5

旅の記録

Day1 渡島半島周遊 230km

北海道最南端の白神岬を含む海岸沿いを走る

きくや食堂の海鮮丼

天気に裏切られた1日目

函館は初めてなので、どこを走ろうかと色々検討した結果、渡島半島の海岸沿いを時計周りに走ると景色が良さそうだったので、実行に移す。前日までの天気予報では雨は降らない、または早い時間に止むという予想を信じていざ決行。その前に朝6時から函館朝市にある「きくよ食堂」で美味しい海鮮丼で炭水化物とエネルギー補給もバッチリ。

函館を出発した時にはどんよりとした曇り空で雨はまだ降っていなかったが、ポツポツと雨が振り出し、白神岬へと南下しはじめると結構まとまった雨になりました。

ジャージもシューズも濡れてまさに雨中のライドで本来であれば、眺めの良い海岸沿いの景観も雲や霧に隠れてしまい、ほとんど楽しめず、トレーニングライドのようにひたすら走る羽目に。

道の駅 北前船 松前
道の駅 北前船 松前

ライド中、所々景観の良さそうな場所で小休止しながら、ほぼノンストップで北海道最南端の白神岬を超え、100km程走って「道の駅 北前船 松前」に到着。ほぼ補給はなかったので、ここでは塩ラーメンで補給と雨で濡れた体を少し暖めて、再出発。ここから江差町までは北上を開始。本来であれば景色は最高なのでしょうが、ずっと雨なのでこの時には既に早く帰りたいという思いでペダルを回すことに。

開陽丸広場など少し気になるポイントに立ち寄るも、特に何もなくて結局はどこにも寄らずに江差町に到着。道の駅で休憩するかも考えたけど、この先にある厚沢部町にも「道の駅 あっさぶ」があるので、そこまでは頑張って進むことに。この辺りでようやくと雨が上がりました。「道の駅 あっさぶ」に到着して、ここで”あげいも”を補給。お腹を満たし、長くも緩やかな中山峠(江差山道)を進んでいきます。本来であればある程度頑張りたい峠ですが、雨の中を走ってきたのもあり、のんびりとマイペースで峠を越えます。

開陽丸
開陽丸
道の駅 あっさぶ
道の駅 あっさぶ

中山峠の長いダウンヒルが終わると、ようやくと北斗市へ。この辺りで晴れ間も見えて気温も上がりましたが、函館までは残り20km程度。交通量も増え、幹線道路なので信号にも引っかかりながら、何とかホテルに到着。

本来は景観を楽しむ素晴らしいライドを思い描いていたにも関わらず、結果的には意外に走っただけで終わったので消化不良。いつの日かリベンジしに行きたいと思います。

Day2 亀田半島周遊ライド

絶景の駒ヶ岳と向かい風に悶絶

北海道らしい美しい風景に出会う

2日目は昨日の雨が嘘のように快晴な天気でテンションが上がります。夜の便で帰京するので午前縛りぐらいを目処に朝早くから大沼国立公園方面へと北上を開始。朝は少し肌寒い感じでしたが、朝日が登につれて気温も上がってちょうど良い感じに。大沼方面には北斗市を経由して向かいますが、緩やかな上り基調の道を進んでいきます。途中で高速道路脇の道に入り、標高が高くなるにつれて景色も良くなって気分も良くなるものの、一方で昨日の疲れも顕著に脚に出てきそうな気配。

城岱スカイライン
城岱スカイライン

そうこうしているうちに、「城岱スカイライン」への入り口へと到着。このスカイラインは七飯町軍川・大沼地区に至る総延長約14mのワインディングロードで、牧場の中を貫いていて、入り口付近から勾配10%以上の激坂から始まりましたが、後は一定して5%〜7%ぐらいで走りやすい道でした。

入り口から7km程先にある展望台にと到着すると、眼下に大野平野が広がっており、とても良い景色。その後も少し登っていくと、今度は遠くに駒ヶ岳を望むことができました。こちらも天気が良かったおかげで、緑と山、そして青い空のコントラストが綺麗でした。

城岱スカイライン展望台からの眺め
城岱スカイラインから駒ヶ岳を望む

海岸沿いの景勝地帯を走る

「城岱スカイライン」の最高地点を超えて、一気に大沼国立公園方面へとダウンヒル。県道43号線を鹿部方面へと向かいます。鹿部に到着し、まずは久しぶりに見つけたコンビニで小休止。その後は国道278号線を海岸沿いに南下します。この辺りはリアス式とはいかないまでも、所々にトンネルも多く山と海の距離が近い場所も多数。景観も良い場所が多かったです。目の前に活火山である恵山に近づいてくると、噴煙が少し見えました。今は活動はそれほどでのようです。

鹿部から南下を開始し始めてから苦しめられたのが、向かい風。疲れもあって思うように進みません。途中で山間に入ると今度は脚がお疲れでこちらもまた結構辛い。そんな状況で何とか、「道の駅 なとわ・えさん」に到着して休憩。残念なことに、こちらの道の駅にはそれほど魅力食べ物や農産物もなく、ドリンクだけ補給して出発することに。

鹿部から南下する際の海岸沿いの風景
汐首岬近くにある本州と北海道の最短の地

ここから函館まで国道278号線をひたすら西に走りますが、向かい風が半端じゃなく大変でした。函館の方が「下海岸(しもかいがん)」と呼ぶ海岸沿いの道を進みます。途中、海際の道道41号線に入ると奇岩やすぼりトンネルの場所が7つ連続する日浦洞門などの見どころもありました。本州・北海道間の最短地点である汐首岬を越えると函館まではもう少し。辛い向かい風の中を何とか走り切り無事に完走。

初の函館ライドは充実したものでしたが、初日の雨が悔やまれるのでまたリベンジしに来たいと思います。

チャイニーズチキンバーガー
函館発のハンバーガーショップ!「ラッキーピエロ」

函館発のご当地ハンバーガー

ライドの後は、函館駅近くにある「ラッキーピエロ」にランチで訪れました。

「ラッキーピエロ」は函館発のご当地ハンバーガーショップで、市内に何店舗もある人気のお店。初めて函館に来た自分としては見逃す訳にもいかないので、人気の「チャイニーズチキンバーガー」を頂くことに。

ポテトとのセットでお腹も満足、美味しかったです。

大沼公園とTHE DANSHAKU LOUNGE

昼食後は車で大沼公園へと再度向かいます。途中で「道の駅なないろ・ななえ」に併設する「THE DANSHAKU LOUNGE」へと立ち寄りましたが、じゃがいものモニュメントが目を引く中々お洒落なラウンジで、中に入るとお土産を購入できる店や小さいながらもミュージアム、レストランなど充実していました。

テイクアウトした「ころころ」というミニサイズの揚げいもはもっちりとしてとっても美味しかったです。

その後は大沼公園へと向かい、大沼越しに駒ヶ岳が見ながら少し散策し綺麗な景色を楽しむことができました。

THE DANSHAKU LOUNGE
「ころころ」、とっても美味しいミニサイズの揚げいも
大沼公園から駒ヶ岳を望む

コース上の見どころ

函館朝市
所在地:〒040-0063 北海道函館市若松町9-19
営業時間:年中無休
6:00〜14:00(1月〜4月)、5:00〜14:00(5月〜12月)
HP: オフィシャルサイト

食堂・塩干物・珍味加工品・青果物・生鮮魚店など約250店舗がある函館朝市は朝早くから開店していることもあり、朝食、ランチにも訪れて色々と物色すると面白い。14時過ぎには閉店してしまう(店舗による)ので、午前中を中心に訪れたい。

大沼国定公園
所在地: 〒041-1354  北海道亀田郡七飯町
HP: オフィシャルサイト

大沼国定公園は大沼、小沼、そして蓴菜沼を含む国定公園で、それぞれの沼には小さな小島が点在しています。特に駒ヶ岳を望むには絶好のロケーションでビュースポットしても有名。またハイキングなどのアクティビティを楽しむことができます。

道の駅しかべ間歇泉
所在地:〒041-1402 北海道茅部郡鹿部町字鹿部18番地1
営業時間:8:30~18:00(時期と店によって異なります)
定休日:年末年始、不定休
HP:オフィシャルサイト

道の駅に間歇泉があるという珍しい道の駅。海の近くなので、海産物を取り扱う店、食堂そして足湯もあり是非立ち寄りたい道の駅です。

白神岬
所在地:〒049-1524 北海道松前郡松前町字白神

北海道最南端にある岬。津軽半島の最北端である竜飛崎から約20kmの距離なので、晴れている日は津軽半島が目の前に広がる。北海道新幹線が通過する青函トンネルにも近い。

Restaurant, Cafe, Meals

ラッキーピエロ函館駅前店
所在地:北海道函館市若松町8−8 ホテルニューオーテ 2階
営業時間:8:00~23:00
定休日:年中無休
HP:公式HP

函館発のご当地ハンバーガーレストラン「ラッキーピエロ」は市内にも何店舗もあり、市民に愛されているレストランです。ここの王道メニューは「チャイニーズチキンバーガー」で、ボリュームもそこそこあり、海の幸に飽きたら、一度は訪れたい場所です。

寿司海鮮処函太郎 五稜郭公園店
所在地:函館市五稜郭町25-17
営業時間:11:00〜22:00
定休日:年中無休
HP:公式HP

函館では有名な回転寿司のお店で、新鮮なネタで地元から観光客まで人気があります。本当は本店に行ったのだけど、人が多すぎて五稜郭公園店へと移動。こちらはお店の雰囲気も良くて何となく料亭のような外観でした。ネタも新鮮で美味しかったです。

THE DANSHAKU LOUNGE
所在地:〒041-1102 北海道亀田郡七飯町峠下379番3
営業時間:10:00~18:00
定休日:年中無休
HP:公式HP

「道の駅なないろ・ななえ」に併設する、「THE DANSHAKU LOUNGE」は男爵いも発祥の地である北海道七飯町に食と文化の交流拠点としてオープン。レストランやショップに加えミュージアムもあり、中々どうして楽しめました。レストラン以外にも手軽にスナックなども買えるし、テラス席でも飲食可能なので個人的には今回の旅で一番良かった場所です。

味処 きくよ食堂 本店
所在地:〒040-0063 北海道函館市若松町11−15
営業時間:5:00〜14:00
定休日:年中無休
HP:公式HP

函館の中でも昭和31年創業の老舗で海鮮丼が有名なお店で、数ある海鮮丼系の店の中でも人気があるので、普通は並ぶことも多いらしい。今回は開店時間からほぼ一番乗りで、「四種お好み丼」で好みの海の幸を頂いてきました。

Accommodation

フォーポイントバイシェラトン函館

フォーポイントバイシェラトン函館は函館駅前にあるマリオット系のホテルで、函館朝市のすぐ側にあり立地的にも便利な場所にあります。駅前なので交通の便も良いし、函館市内の観光地へも徒歩、路面電車含めてアクセスは良いです。

部屋の方も綺麗で快適な滞在ができました。今回は朝食などは頼んでいないので、レストランなどは分かりませんが、朝市もすぐ隣にあるので、個人的にはホテルでなく朝市で朝食を食べる方が良いと思っています。

フォーポイントバイシェラトン函館
所在地:〒040-0063 北海道函館市若松町14番10号
TEL:0138-22-0111
HP:公式HP
フォーポイントバイシェラトン函館
フォーポイントバイシェラトン函館

関連記事

  1. 牡鹿半島を1周する自転車旅「ツール・ド×おしいち」

  2. 安芸・室戸ライド

  3. 丹後半島ロングライド

  4. 絶景の日本海パークライン

  5. 2022 GWスペシャル Vol.3 – 壱岐島1周ポタリング

  6. 祈りの島 新上五島町へ

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA